それは、
何故か(特段の)理由もないにも関わらず・・・
娘が母に・・・息子が父に・・・母が娘に・・・父が息子に・・・
過度に嫉妬してしまう時がある・・・
とのものです。
このようなケースは多くはありませんが、当事者においては何とも薄気味悪い?困惑する?ような感じで気もそぞろになる事もあります。
そして、この理由においても先程の《 親子は立場などを逆転させて何度も様々な役割を演じて来ている・・・ 》との派生から夫婦などにも当てはまる事でご理解頂けるかと思います!
つまり、ここでの嫉妬というのは、いわゆる「恋敵」という事です(笑)
では、後ほど改めて触れて参りますが、ひとまず親子関係はここで一区切り致しまして、次の兄弟姉妹に進みましょう!
ここでの兄弟姉妹に関しては個別の前世療法からの事例ではありませんが、結構多く見られるのが、
前世では友達や親友などの仲間であった・・・
というものです。
そこで、現世に視点を移し替えて兄弟姉妹を見てみます。
例えば、あるご家庭に双子がいるとします。
すると、現世ではある意味では当たり前の事かもしれませんが、
先に生まれた方が兄や姉となり・・・
次に生まれた方が次男や次女という・・・
自分ではどうしようもない妙な!?序列が・・・
生まれた直後から付いて回ってくる・・・
という事があります。
そして、このような視点は、どちらかと言うと次男や次女目線から捉えられる事の方が圧倒的に多くなりますが、一方では、
先に生まれて来たとの理由だけで・・・
自分の意思とは無関係に・・・
問答無用で兄や姉にされてしまった・・・
との視点も成り立ち、このような悩み?葛藤?を抱いている人は結構多いものです!
年単位の年齢の離れ(差)であれば、それなりには納得いく方も多いかもしれませんが、生まれてくる迄の僅か数分、時には数十秒の違いだけしかない事もあるでしょう(笑)
と、ここで、兄弟姉妹と、例えば中高生頃の仲間とを眺めて見ると、ある共通項が炙り出されてきます。
それは、
それ以前(それ迄)、そして、その仲がこの先も変わらずに続いていく事もあれば・・・
何かをキッカケとして疎遠になってしまう事もあり・・・
時の経過と共に再び出逢うようになる(再会して仲良くなる)事もある・・・
というものです。
そして、このような事は中高生頃の仲間に多いように感じられるかもしれませんが、私が行政書士という仕事していた頃に一番厄介な相続争いは決まって!?兄弟姉妹間でのものでしたが、いわゆる「骨肉の争い」と言われるものかもしれません(苦笑)
では、何故このような傾向が生ずるかと言いますと、
兄弟姉妹と(中高生頃の)仲間のどちらにおいても・・・
成長過程での人間関係であり・・・
それぞれが独立(自律・自立)への歩みを進めている頃合(渦中)だから・・・
と言う事も出来ます。
ちなみに、例えば(中高生頃の)仲間におきましても進学や就職先、結婚や子育て等、社会や世の中に出て行きますと、無自覚ながらも先程の兄弟姉妹における「序列」のようなものを意識し始める人が多い事からも共通項の意味はお分かり頂けるかと思います(笑)
では、ここから今回の締め括りに入って参ります!