【 人の顔に反応するのは本能!? 】
赤ちゃんの内面的な発達を調査する為に、イギリス各地から200人以上の赤ちゃんが集められました。
それと同時に、様々な分野の科学者達も、世界中から集結しました。
そして、最初の調査は、
《 生まれたばかりの赤ちゃんは、人との初めての関係をどのようにして学習するのか??? それとも、生まれながらにプログラムされているのか??? 》
です!
調査は神経科学者が担当し、対象は生後1週間の赤ちゃんです。

そこで、小型の脳スキャナを活用し、赤ちゃんの脳内の酸素量の変化を読み取ります。
なぜなら、脳内の酸素量を調べる事で、
赤ちゃんが、周囲にどれだけ素早く反応しているか???
が分かるからです(笑)
そして、赤ちゃんに2つの映像を見せ、反応を調査します。
その2つの映像が、
機械的な動きをするオモチャの映像と・・・
動きのある人の顔の映像・・・
です!
すると、オモチャでは脳内の酸素量に大きな変化は見られなかったものの、
人の顔の映像では脳内に多くの酸素が送り込まれる!!!
との現象が判明しました!

この時の脳内では、「上側頭部後部」と呼ばれる、
社会性を育む領域が活発に活動!!!
している事も判明しました!
そして、この領域は、
人の気持ちを汲み取ったりや・・・
嘘を見破ったりなど・・・
人の複雑な心情を司っている箇所と同じ領域・・・
という事です、、、
そして、この調査では、
人は生まれてすぐ・・・
真っ先に人の顔に反応する!!!
との結論に導かれました!
そして、
赤ちゃんの目を覗き込む事で・・・
人間関係や社会性を育む領域を強化する事が出来る!!!
というのが、現在の定説です!

【 承認欲求!?(笑) 】
次の調査は、
《 赤ちゃんにとって、1対1の関係がどれだけ大切か??? 》
です!
調査は心理学者が担当し、対象は生後4ケ月から1歳までの赤ちゃんです。
そして、
人から注目されなくなった時の赤ちゃんの反応
を観察しました。
この調査では、親が自分の赤ちゃんを椅子に座らせます。
そして、最初の数分間、親は赤ちゃんの動きに大袈裟に反応したり、赤ちゃんが興奮気味になるように一緒に遊びます。
そして、遊んだ後に親は横を向き、再び赤ちゃんと向き合う際は無表情を装います。
更に、親は無反応を2分間続けます。
すると、赤ちゃんは「1分以内」に手を伸ばして抱っこを求めたり、声を出したりなどの様々な仕草を示します。
そして、
全ての仕草に共通しているのが・・・
目の前にいる親の注意や関心を・・・
一生懸命に惹こうとする!!!
というものでした!

しかし、それでも親が無反応を続けると、
今度は周囲にいる・・・
他の誰かの注意や関心を惹こう!!!
とします(笑)
しかし、
それもダメだと理解すると・・・
泣いたりぐずったりなどの仕草を示す・・・
との結果が多く見られました。
そして、親が再び反応を示すと、
すぐに笑顔が戻る!!!
という観察も出来ました(笑)
そして、この調査では、
赤ちゃんは1対1の関係が壊れると・・・
すぐに察知して・・・
自分から関係の修復を試みる!!!
との結論が出されました!

【 正義感に燃える!? 】
次の調査は、赤ちゃんに人形劇を見せると、
《 良い事と悪い事を親が教えなくても、自分で見分ける事が出来るのか??? 》
です!
同じく心理学者が担当し、対象は生後12ケ月後の赤ちゃんです。
では、その人形劇は以下の流れです、、、
① 「赤い丸い」人形が、坂を登ろうとしている場面です。
② すると「青い四角の」人形が登場し、「赤い丸い」人形を登らせない為に、坂の上から下に追いやって邪魔をします。
③ そこへ「黄色い三角の」人形が登場し、「赤い丸い」人形を下から支え、一生懸命に登る手伝いをします。

そして、人形劇の終了後、「青い四角の」人形と「黄色の三角の」人形を赤ちゃんに見せ、
どちらかを手に取るように促す
という事をします。
すると、赤ちゃん全員が、
「黄色の三角の」人形を手に取った!!!
との結果になりました!
更に、赤ちゃんの年齢を下げて同じ調査をしても、やはり同じ結果になりました。
そして、最終的には実験に参加した、
全ての赤ちゃんが「黄色の三角の」人形を手に取った!!!
との結果になりました(笑)

【 大人が試されるラフネス 】
次の調査は、大人が対象です!
そして、調査の内容が、
赤ちゃんの泣き声を耳にすると・・・
大人(親)はどのような反応をするのか???
です!
この調査では家の中にカメラを設置し、昼夜を問わず一組の夫婦(親)を7日間観測し続けます。
そして、赤ちゃんが泣いた時の夫婦の「行動」に焦点が当てられます。
すると、夫婦が寝ている時に赤ちゃんが泣き出すと、必ず一方が赤ちゃんの元に駆け付けました。
しかし、
電車の音や犬の鳴き声などの他の音では・・・
夫婦は目覚める事はなかった!!!
との結果になりました(笑)

そこで、音響学者が担当した更なる調査が、
《 赤ちゃんの泣き声が人(親など)の反応の早さに、どのように影響しているか??? 》
です!
まず最初に、大人に対し2種類の音を4分間聞いて貰います。
そして、
一つの音が大人の泣き声・・・
もう一つの音が赤ちゃんの泣き声・・・
です。
そして、音の違いによって、
体にどのような影響を及ぼすのか???
の調査が始まります。
そこで、音を聞き終えると、反応の早さを調べる為に「モグラ叩き」をやって貰います(笑)
すると、
多くの大人が、赤ちゃんの泣き声を聞いた後の方が・・・
モグラ叩きで高得点を出す!!!
との結果が出ました(笑)

実は、赤ちゃんの泣き声には、
音量の「強弱」に・・・
「急激で著しい」変化があり・・・
これは《 ラフネス 》と呼ばれ・・・
人の脳の「特定の領域」を刺激する!!!
という働きがあります!
そして、刺激が届く領域が、脳の奥にある「扁桃体(へんとうたい)」である事も判明しました。
そして、扁桃体は、
恐怖を感知する神経回路で・・・
差し迫った危険や・・・
極度の興奮などの際に素早く反応し・・・
行動を起こさせる!!!
との役割を担っています!

故に、
色々な警報器では・・・
ラフネスと似た性質を取り入れ・・・
人々の注意を強く惹く!!!
という活用法がされています!