【 決めつけが目を曇らせる 】
鳴き声(伝え方)のパターンも、200以上ある事が分かりました。
では、具体的な場面を少しだけ紹介します!
メス(のシジュウカラ) : 『 チリリリリ 』 = 『 お腹すいた 』
オス(のシジュウカラ) : 『 ツピー 』 = 『 ここにいるよ 』
このようにコミュニケーションを取り、オスはメスに食べ物を持って来ます。

また、
ある一羽のシジュウカラ : 『 ヒーヒーヒー 』
この鳴き声が発せられると、仲間のシジュウカラが「一斉に動き出し」ます。
なぜなら、「ヒーヒーヒー」は天敵の「タカ」を指す単語なので、「避難(回避)行動」の為です。
また、「ジャージャー」という単語も、天敵の「ヘビ」を指します。
ちなみに、前々回と、その前のTOPICSでは「迷信」を取り上げ、「ヘビ」もよく登場しました(笑)
そして、研究の意義について、鈴木博士は次のコメントをしています、、、
鈴木博士:
『 人だけが言葉を持っていると決めつけていただけで、詳細に色んな動物を調べていくと、多分、もっと面白い共通点とか見つかって来て、言葉はどうやって進化したのかとか、どこに僕達の言葉の能力の起源があるのかっていう事に迫ることにも直結するんじゃないかと考えています。 』

【 文章(文法)も活用する!!! 】
天敵の「モズ」の剥製を使った実験と観察では、文章(文法)の活用法が発見(証明)されました!!!
では、その文章(文法)とは、
『 ピーツピ・ヂヂヂヂ 』
です(笑)
これは、
『 ピーツピ 』 = 『 警戒しろ 』 + 『 ヂヂヂヂ 』 = 『 集まれ 』
の「組み合わせ」です。
この鳴き声が発せられると、シジュウカラは「周りを見渡し」ながら集まり、そして、羽根を素早く動かしてモズを「威嚇する」仕草を繰り返しました。

そして、「集まれ(ヂヂヂヂ)」だけだと、「無防備に移動」して天敵に襲われる可能性があります。
また、「警戒しろ(ピーツピ)」だけだと、その場所から動かなくなり、天敵を追い払う「協力」が出来なくなる可能性があります。
そこで、録音した単語を「逆に」入れ替えて、「ヂヂヂヂ・ピーツピ」とシジュウカラに聞かせた所、どちらの単語にも反応しませんでした(笑)
この実験と観察から、シジュウカラ(鳥)は「文章(文法)を活用」しているのでは???との、問いが生まれました、、、