スペースデブリ(宇宙ゴミ)と動物言語学からの視点の拡大 ~思い・言葉・行動&真の動機を問う~

第388回:『 スペースデブリ(宇宙ゴミ)と動物言語学からの視点の拡大 ~思い・言葉・行動&真の動機を問う~ 』

【 その他参照ワード:ケスラーシンドローム、墓場軌道、シジュウカラ、ミツオシエ 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

今回は、2021年の締め括りのTOPICSですが、

 

今回の締め括りとは、来年の「軸や芯」となり得るもの!!!

 

という面を多大に含んでいます!!!

 

 

では、一つ目は番組『 コズミック フロント 』(NHK BSプレミアム)から、《 急増!宇宙ゴミ スペースデブリに挑む先駆者たち 》の回を少し眺めつつ、特に「現実(実状と事実)」に焦点を絞ります!

 

【 スペースデブリ(宇宙ゴミ)とは 】

地球の周りには、多数の人工衛星などが打ち上げられています。

そして、それらは私達の日常生活と「切っても切り離せない」ものです。

そして、深刻な問題を引き起こしているのが、「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」(以下、デブリ)です、、、

 

デブリとは、ロケットから「切り離された」パーツや、運用を終えた人工衛星などの、

 

機器類の小さな部品や破片

 

です

デブリの中には、速い物では「秒速、約8㎞(弾丸よりも速い)」で、地球の周りを絶えず、様々な方向に飛び交っている物もあります、、、

 

 

【 拡大し続ける被害と警告 】

デブリは人工衛星は然り、地上から約400㎞上空を飛んでいる「国際宇宙ステーション」にも衝突し、被害を拡大し続けています。

 

2021年5月、「砂粒ほど」の小さなデブリが、国際宇宙ステーションのロボットアームに衝突し、5㎜ほどの穴を空けました。

また、2007年には、国際宇宙ステーションの外壁に衝突し穴を空け、窓にもぶつかりました。

他にも、「船外活動」をする手すりなどに、多数の穴や傷痕が見つかり、日々、増加し続けています。

 

そこで、このような状況を憂慮し、地上での実験を試みました。

すると、直径わずか「2.8㎜」のアルミの球を、秒速約7㎞で宇宙船と同じ素材の外壁パネルに向けて発射した所、外壁パネルをいともあっさりと「貫通」する事が証明されました。

 

このように、「とても危険で多数」のデブリが、絶えず地球の周りを四方八方に飛び交っています、、、

 

そこで、アメリカの「連合宇宙運用センター(CSpOC:シースポック)」では、24時間365日、常にデブリを監視(観測)しています。

しかし、監視(観測)出来るのは、直径およそ「10㎝以上」のデブリで、それより小さなデブリは監視(観測)出来ず、監視(観測)可能なデブリだけでも、「3万2千個以上」に及んでいます、、、

 

 

そして、人工衛星などにデブリが衝突する可能性がある場合には、人工衛星などの運用者に「警告」のメッセージを送っています。

しかし、2019年には「約100万件」だった警告が、2020年には「3千200万件」、そして、2021年は8月迄で「約5千200万件」に急増しています。

 

そして、運用者である日本の「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」にも、毎日、多数の警告が送られています。

 

そして、警告を受け、衝突の可能性が非常に高まっている場合には、人工衛星などの軌道を変更する「回避行動」が取られるものの、回避した「新たな場所」で衝突リスクが即座に生じるケースも多々あります、、、