そして、山に住むシジュウカラは、冬の間はコガラ・ヤマガラ・ゴジュウカラという鳥達と共に群れを作って生活している所に目を付け、更に実験と観察を行った所、種類が違う鳥同士の間でもお互いの鳴き声を「理解」している事が分かりました!
それは、シジュウカラでは先ほどの「ヂヂヂヂ」が「集まれ」という単語として活用されていますが、コガラでは「ディーディーディー」が「集まれ」という単語である事が分かって来ました。
そして、コガラが「ディーディーディー(集まれ)」と鳴くと、他の3種類の鳥達も、鳴き声がするエサのある場所に集まって来ました。
これにより、鳥達は、
同音異義語・・・
つまり人間で言う所の・・・
外国語(のような言葉)を「理解」している!!!
という事が分かったそうです!
ちなみに、私は英語の文章は多少は「読め」ますが、「聞く」のは全くダメです(笑)
と、そこで、コガラが活用する「ディーディーディー(集まれ)」の単語を組み入れた「ピーツピ(警戒しろ)・ディーディーディー(集まれ)」という録音した音をシジュウカラに聞かせた所、警戒しながら集まって来ましたが、これも先ほどと同じように単語を「逆に」入れ替える(「ディーディーディー(集まれ)・ピーツピ(警戒しろ)」)と、やはり何の「反応」もない事が観察されました(笑)
そして、鈴木博士は番組の最後の方で、次のようなお話(実話)も紹介してくれておりました。
そのお話とは、モザンビークという所にミツオシエという鳥がいて、人間の所に近づいて来て「ギギギギギ」と鳴くそうです。
その鳴き声を現地の人達は「ハチミツの場所を教えてくれている!」と解釈し、そのミツオシエの後を追いかけて行きます。
すると、辿り着いた場所にはちゃんとハチの巣があり、ハチの巣は危険だから現地の人は火を炊き、その煙でハチを追い払いハチミツを収穫します。
そして、ミツオシエにとってもハチ(の巣)は危険な存在であり、収穫したハチミツの残りをミツオシエに「与える」と、ミツオシエはまた教えに来てくれるそうです。
更に、追いかけていたミツオシエの姿を現地の人が見失ったとしても、そこで現地の人が「ブルルルル」という声を発すると、ミツオシエは戻って来て、「再度」近づいて来てくれるそうです!
そして、このお話(実話)から、
もしかして・・・
これは・・・
人間と鳥達との会話が成立している!?!?!?
との注目が集まっているそうです(笑)
このような動物や植物と話せるという妄想!?想像!?をした事がある方も多いかもしれませんが、少なくとも今回の鳥達にまつわる事柄は「現実(実状と事実)」です(笑)
そして、
鳥達でも・・・
私達人間でも・・・
最初に何かしらの「思い(または感情)」が「存在」し・・・
その「思い(または感情)」から「言葉(鳴き声)」が発せられるものであり・・・
それらが「繋がって」「重なって」最終的に何かしらの「行動(反応)」に結び付いていく・・・
という同じ「共通点」が存在しています。
そして、鳥達(おそらく他の動物も同じではあると考えられますが)では、「言葉(鳴き声)」によってエサを見つけたり、天敵から身を守る為に仲間に知らせるという「行動(反応)」に結び付いています。
つまり、これは、