迷信に魂の視点で斬り込んでみる!?(笑):前半 ~自己及び他者の観念を知り気づく~

○ 《 北枕は縁起が悪い 》

当然ながら昔は今のようなクーラーなどもありませんでしたし、そもそもが氷自体がとてもとても貴重なもので、手に入る事はまずありませんでした。
冷蔵庫が無い時代を見て(想像して)もお分かりになりますよね(笑)
これはご遺体を北枕で安置する事で、ご遺体の腐敗を防ぐ(遅らせる)為の「現実的手段」として活用されたものです。
また、これも昔は今のように飛行機も新幹線もありませんし、遠方にいる知人の方などが、出来るだけ(ご遺体の)お顔を拝見出来るようにとの「配慮」も含まれております。

 

○ 《 秋茄子(ナス)は嫁に食わすな 》

これは嫁イジメや姑(しゅうとめ)問題などでは全くありません(笑)
単に、秋茄子は体を冷やしやすい事から、仮に妊娠の兆候などが見られる場合には、母胎を大切にする為の生活の知恵です。

そもそも、多くの迷信が作られた時代(昔)においては「男尊女卑」の風潮が多くを占めていた事から「女」という字も、例えば「姑息」や「女々しい」などのようにネガティブな意味の言葉に多く使われて来ました。
が、しかし、現代の世の中や社会においては、もはやこのような言葉の多くが「大人の男性」に当てはまっているケースが多いのかもしれません、、、

 

と、ここで冒頭でコメント致しました『 迷信とは脅しや怖れを抱かせるものではなく・・・ 』との箇所を「想い出して」頂きますと、ここ迄の迷信に関して、皆さんはどのように思い、、、どのように感じられたでしょうか、、、あなたが「信じている何か」が朧気ながらも見えつつある頃合いでしょうか???(笑)

では、ここからはエネルギー関連の迷信を幾つか眺めて参りましょう!

 

○ 《 雷が鳴ったらヘソを隠す 》

これも以前のTOPICSでは「シルバーコード」というものをご紹介した事があります。
このシルバーコードはおヘソの辺りにありますが、私達の魂と体(肉体)は、このシルバーコードというエネルギーの束(線やライン)で「繋がり」と「重なり」の状態を保持している(魂と体がしっかりと結ばれている)との点をお伝え致しました。

つまり、このシルバーコードが完全に切れた時が「本当の死」というものであり、例えば昏睡状態の場合でもちゃんと繋がっていますし、私達が寝ている時にもちゃんと繋がっています。

そして、このおヘソを隠すという行動は「子ども」の頃に実践した!?という人はいらっしゃるかもしれません。
が、しかし、私も雷は大の苦手ではありますが、さすがに「大人」になってからおヘソを隠すという行動をした覚えはありません(笑)

年端もいかない「子ども」さんに向けて「死」というもの(現象)を教える為の「智慧や創意工夫」と言えるのかもしれませんが、、、果たして現代の教育では、、、このような「智慧や創意工夫」は、、、如何でしょうか、、、

このTOPICSでは何度も繰り返し出て来ておりますが、「教育」とは教え(学び)を「お互いに育(はぐく)み合う」ものです、、、

ちなみに、同じような迷信には《 嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる 》とのものがありますが、こちらの方が「現代の大人」には「現実味(嘘ばかりつく)」があって!?恐ろしいかもしれませんね!?(笑)

 

○ 《 軒下にツバメが巣を作ると商売繁盛する 》

元々ツバメというのは人間に対しては、さほどの警戒心を抱いていないとも言われます。
これは軒下のみならず、ツバメは人が生活している家の中でも巣を作ることがよくある事からも分かります。

そして、現代の様々な商売(職場も含め)においては、足を引っ張ってやろう、騙してやろうと近づいてくる者もおりますので、ある意味での猜疑心や警戒心は自分(会社なども含め)を守る為に必要なものになりますが、やはり、商売においては「朗らかさ」「大らかさ」、そして何より「笑顔」が大切なのは言うまでもない事かもしれませんが、「笑う門には福来たる」との言葉もあり、ツバメは「反面教師」としての役割を担ってくれているのかもしれません(笑)