前編:SDGsを魂の視点で眺めてみる ~真の持続可能には真の動機が大切~

4.質の高い教育をみんなに
→ すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

つい前の項目で既に「教育」に関しても出て参りましたが、かなりの昔から宗教と宗教との対立である、いわゆる宗教戦争は行われてきましたし、現に今も行われてしまっております。
また、宗教と宗教との間のみならず、宗教と科学、宗教と医学の間の争いのようなものも起こっております。
魂の視点においても内心の自由とも呼べる「思い」はどのように持っても自由です。

ただ、最近では教育に政治信条(右派や左派やその他の主義等)を露骨に持ち込んできたりという風潮が世界的にも目に余る状態です。
そこに更に宗教観を悪用して強化(補強)している傾向も見受けられます。
世界においては(宗派はともかくと致しまして)キリスト教は多勢ではありますが、イエス・キリスト自身は宗教(組織)を創っておりません

 

そして、更なる魂の視点からは、「あの世は厳然たる階層(区別)世界」と言われるように「死後(他界後)教育」という面には一切目が向けられておりません
「死を考える事は生を充実させる事」というのは事実であり真実です
これが先ほどの「自分のした事は自分に反ってくる」の一点だけでも理解出来れば、(他界後の)あの世での生活は元より、この世や社会においても今よりもずっと素晴らしいもの(暮らしやすく生きやすい世界)になっていくはずなのですが、、、

 

5.ジェンダー平等を実現しよう
→ ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

ご存じの方もいらっしゃる事と思いますが、ジェンダーとは生物学的な性別(SEX)に対し、社会的・文化的に造られた性別の事を指し、男女の役割の違いによって生まれる性別の事、との説明もなされたりします。
そして、魂の視点からは「魂に性(差)はない」とのものが大前提となります。
最近ではLGBTQ等のように、性の多様性という面にも目を向けられるようになって来ておりますが、これも自然な流れとも言えます。

 

そして、この地球上では、それこそ気の遠くなる位の長い間、男性優位で女性劣位という、言わば男尊女卑が今もって続いています。
そして、魂の視点からは私達は少なくとも生物学的な性別(男女)に関しては、何度も入れ替えて(男女両方の経験を積んで)生まれて来ています。
では、何故、それにも関わらず(性的な)男女を取り巻く環境や状況が変わっていかない(変わってこなかった)のでしょうか???

 

これも魂の視点からは私達は生まれて来る前には、かなりの事を理解出来ており、その理解を元に生まれる(人として生きていく)目標を持ってやって来ます。
にも関わらず性差の変化が(ほとんど)見られない要因としては、「初心(目標)」を忘れてしまっている点もさる事ながら、時に「魂は劣化する」という点を忘れてはいけない事になります。
これは「ミイラ取りがミイラになる」との言葉にも表れております。

そして、奇しくも《 女性と女児 》との表現も出ておりましたが、ここには「男性と男児」との言葉が隠されておりますが、視点を拡大すると「大人と子ども」「親と子」「先生と生徒」「上司と部下」などのように、様々な場面に「自戒」として活用出来る示唆が含まれております。

 

と、ここ迄の内容におきましても少々長くなってしまい、「ある意味(ある面)」では重たい内容もございましたし、本題の中身では今回は私の好きな「(笑)」の活用も少なかった!?点もありますので、前編では17の目標の内の、次の6番目までとさせて頂きますので、お口直しとして今少しお付き合い下さい(笑)