前編:SDGsを魂の視点で眺めてみる ~真の持続可能には真の動機が大切~

自我の気づきから始まる・・・

 

ものであり、

 

気づきについても・・・

時の経過(時間)が気づき(変化)をもたらすのではなく・・・

気づき(変化)が時の経過(時間)を感じ取れるようにする・・・

 

という点が、私達の価値観?常識?時間軸?とは少し掛け離れて感じる面かもしれません。
では、気を取り直して!?ここから少しだけSDGsの簡単なご紹介から始めて参ります!

 

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」という意味であり、2000年に制定されたMDGs(ミレニアム開発目標)を引き継ぐ形で、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択されました。
このSDGsを2016年から2030年の間で達成するべく、17個の大きな目標が設定されました。
ちなみに、17個のそれぞれの目標には同じようなターゲット(小さな目標)が存在し、そのターゲットが169個ある事から、17のゴールと169のターゲットとも呼ばれたりしております。

では、ここから、SDGsの目標に魂の視点を当てはめ、分析などを試みていきます!

 

1.貧困をなくそう
→ あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ

ここでの貧困対策は主に衣食住を対象にしていると思われますが、私達(魂)は「肉体(身体)」と共に自らを表現しておりますので、これもとても大切な事です。
が、しかし、やはり「心(意識・精神)」の貧困(萎縮や緊張と弛緩のバランスの崩れなど)にはなかなか目を向けられている状況とは言えません

ここには、日々の衣食住を考えるだけで精一杯という現状が関係していますが、「どちらが先でどちらを後に」ではなく、ここでも「(過度な)二者択一」に陥る危険性を回避する為の魂の視点からのメッセージとして表現されております。

 

2.飢餓をゼロに
→ 飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する

ここも先ほどの《 1.貧困をなくそう 》と繋がって重なっていますが「衣食足りて礼節を知る」との言葉もあり、最近では「過度に衣食(住)が足りている」者(人)の中に、「益々欲して礼節を失っている」という傾向が拡大して来ており、それどころか平気で「嘘をつく」という事が世界各国を見渡しても当てはまってきます。
「自らのした事は自らに反ってくる」との魂の視点が欠かせない部分です。

 

ちなみに、ここでは《 農業を推進する 》との言葉が出ておりますが、日本でも種苗法という法律改正が先頃行われましたが、開発した種子等が勝手に(外国等に)流出しないようにとの良い面が見受けられる点があるようにも見えますが、使い勝手を間違えれば、食物の魂とも呼べる種子等が大企業の独占状態になってしまう恐れも含まれております。
このように食べ物が自由にならない(ままならない)という事は、魂の視点から見ると「取り憑かれる(憑依)」と同じ事です。
また、遺伝子組み換えの食べ物の表示義務が既に緩和され続けている(表示しなくて良い項目などが増加している)という現実の仕組みに体現(反映)されて来ております。