支えや寄り添いが必要な時に ~恒例!?の美味しんぼメタファー(笑)~

このように結婚も決まり、披露宴へと段取りが進んで行きますが、山岡は海原雄山を披露宴に招待する事は断固として拒否します!
何とか海原雄山に披露宴に出席して貰いたい栗田は色々と思案を巡らしていきますが、ある料理を食べていた時に名案!?が浮かびました!
それが、親友(近城さんと二木さん)との合同披露宴とし、山岡と栗田は究極のメニューの担当者でもあり、一方の至高のメニューは海原雄山が担当している事もあり、その合同披露宴の場を究極のメニューと至高のメニューの対決の場とすれば、海原雄山も自ずと出席せざるを得なくなるとのものでした(笑)

 

と、この対決に絡んでいる大人側の事情の人達の間では合同披露宴を開催し、それを対決の場として了承する運びとなっていきましたが、ここで最大の難問に直面します。
それが、誰一人として当の海原雄山に話をせずに進めており、了承を貰っていないという事でした。
そこで栗田は一つの賭けに出ます、、、

 

栗田は山岡の母の命日をおチヨさん(小さい頃から山岡の乳母のような役目を果たし、海原雄山にも仕えてきた人)から教えて貰い、そして、その命日には必ず海原雄山は一人で妻のお墓参りをする事も知り、事前に山岡の母の墓前に結婚の挨拶を済ませ、海原雄山が現れるのを待ち受ける事にしました。
そして、栗田は墓地の庭園のベンチで海原雄山にお茶を振る舞う所まで成功しました、、、

海原雄山は自分を待っていた理由を栗田に問いただしますが、栗田は合同披露宴で親友の側に至高のメニューを出して欲しいとのお願いをします。
しかし、自分抜きで話を勝手に進めていた事に海原雄山は激怒し、しかも、至高のメニューの当事者(先ほどの大人側の事情の人達)が説明に来るのが筋である所、言わば対決の敵側でもあり当事者ではない栗田を寄こした人達への憤懣をぶつけます!

その理由を栗田が海原雄山に正直に話し始めます、、、

 

栗田ゆう子:
『 それは、私が志願したからです。 』

海原雄山:
『 なぜだ? 』

 

栗田ゆう子:
『 私たちの披露宴に、海原さんに出席していただきたいからです。 』

海原雄山:
『 なに! 』

 

栗田ゆう子:
『 合同披露宴の形にして、近城さんと二木さんの披露宴に《 至高のメニュー 》をと考えたのも、そうすれば、必然的に海原さんが私たちの披露宴にも立ち会われることになる、と、計算したからです。 』

海原雄山:
『 何と・・・・・ 』

 

栗田ゆう子:
『 私は、恥ずべき偽善者です。

  近城さんと二木さんの幸せのために、などと言いながら、本心は、私たちの披露宴に海原さんに出ていただきたい、とそればかり考えていたのですから。 』

海原雄山:
『 ばかばかしさも極まったな。

  士郎と結婚しようというだけあって、おまえも本当に愚かな娘だ

  二度と私の前に顔を見せるな 』

 

と、ここで小休止です!
おっかない!?場面ではありますが、この先の会話(コミュニケーション)を皆さんであれば、どのように繋げて(対応して)いくでしょうか???
栗田は山岡の母の墓前に何かを誓ったのでしょうか???
では、先を見て行きましょう!