「間(ま)」につけ込まれぬように ~私の反社会的勢力とヘビ体験(笑)~

【 嘘だらけの依頼者 】

2つ目の話は、外国人の女性による接待を伴う、飲食店の申請に関する体験です!

麻雀店と同様に、申請には店の図面の添付が必要です。

そして、当時の東京都の基準では、壁の内芯(壁の中の中心部)から寸法を測定する事が求められました。

なぜなら、

 

全ての面積は店としての活用が条件であり・・・

その他の取引や猥褻行為などに繋がる怖れのある・・・

隠し部屋(個室)を阻止する為の基準!!!

 

だからです!

 

 

そして、依頼を受ける際、申請に添付する図面に関し、

 

経営者の知り合いの内装業者に作成させるので・・・

その分の報酬を安くして欲しい・・・

 

との要望が出されました。

勿論、依頼者の自由であると同時に、下働きの私に報酬の交渉は出来ません(笑)

 

そして、風俗関連営業の申請では、実地調査を受ける事が必須です!

故に、申請書類だけが整っていても、

 

基準を満たした店の体裁が伴っていなければ・・・

許可は貰えない!!!

 

という事です!

 

 

そして、私は申請書類を作成し終えたので、内装業者に図面を渡して貰うようお願いしました。

しかし、図面を受け取ったものの、

 

とてもとても申請書類に使える図面では無い!!!

 

という代物でした!

ちなみに、経営者は「 幾度も内装業者に風俗関連営業の図面を依頼し、問題無く許可を取得出来ていた。 」と、依頼時に話していました、、、

 

このように、申請に使える図面では無い旨を、経営者と内装業者に説明しました。

しかし、経営者は「 店のオープンが迫っているので、まずは申請してくれ!!! 」と要望されました。

 

 

故に、致し方無く申請したものの、

 

案の定、実地調査の段階で・・・

調査員から、やり直しを命じられる!!!

 

という結果になりました!

 

しかも、接待を伴う飲食店の基準の一つに、照明の明るさもあります。

これは、店内で何をしているか分かる為の基準であるが故に、明るさを自在に調節する設備も不可です。

しかし、店にはその設備が取り付けられていました、、、

 

そして、実地調査では、先程の図面の不備に加え、

 

店の他の設備基準でも違法状態が見つかり・・・

とてもとても実地調査に耐えられ無い!!!

 

という実態でした!

そして、このような店の違法状態に関しても、内装業者から私には一切知らされませんでした、、、

知らされていたのは、「 自分(内装業者)は経験も沢山あるし、大丈夫だから。 」との、一言だけでした、、、

 

 

結果は火を見るより明らかな実地調査が終わった直後、経営者から「 報告の為に、会社に来るように。 」と言われました。

そこで、マンションの一室に内装業者と一緒に出向きました。

すると、経営者は、

 

机を激しく叩き付けながら・・・

内装業者に怒号を浴びせる・・・

 

という仕打ちを始めました、、、

 

経営者:
『 お前(内装業者)は何やってんだ!!! オープンに遅れたら、お前に莫大な損害賠償請求して追い込むからな!!! いいか、覚悟しとけよ!!! お前、いつか沈めるぞ!!! 』

 

 

【 最初から仕組まれた罠!? 】

このような状況は、私も初めての体験でした!!!

怖さもありつつも、その場に自分が存在していないような、呆気に取られた感もありました。

更に、

 

この場から一刻も早く立ち去りたい!!!との思いで・・・

ただただ口を噤んで沈黙・・・

 

していました(笑)

また、例えばテレビの刑事ドラマでは、先ほどの『 沈めるぞ!!! 』とのセリフは耳にしますが、

 

まさか自分が耳にする場面に・・・

実際に遭遇するとは・・・

 

なども、考えた事すらありませんでした(笑)

 

話を戻すと、経営者は今度は私に向かって、穏やかな口調で次のように話しました、、、

 

経営者:
『 先生(瀬川)は全く悪くない。 先生に恥をかかせてしまって申し訳無い。 ただ、オープンが迫っているから、図面も先生で見て確認してやってくれないか。 それと、計画がずれてしまったのも事実だから、報酬をもっと下げてくれませんかね??? 』

 

 

【 知識と体験は別物 】

この時の体験をする以前から、

 

直接的に相手を恫喝や脅迫すると・・・

罪に問われる(可能性がある)ので・・・

間接的(別の人)に怒鳴り散らして・・・

萎縮させる・・・

 

などの、手口は知っていました、、、

 

ただ、

 

いざ、自分が体験すると「頭が真っ白」・・・

つまり、その時の私は「間(ま)」だらけ・・・

 

という状態でした、、、

 

 

そして、

 

もはや、報酬なんていらないから・・・

とにもかくにも、申請を終え許可を取得して・・・

この仕事から一刻も早く手を引きたい!!!

 

というのが、偽らざる、正直な本心でした!

 

勿論、少し冷静さを取り戻すと、報酬を下げさせる為のヤラセである事に気づきました。

また、私には報酬を値引き出来る権限は全く無いので、「 所長と相談します、、、 」との一言だけ告げ、その場を一目散で後にしました(笑)

 

 

【 体験を糧にする 】

結論としては、私が一から図面を書いて申請し、再度の実地調査にも立ち会い、無事に許可も取得出来ました。

ただ、その再度の実地調査の際、調査員から次の事を言われました。

ちなみに、当時の調査員は風俗環境浄化協会に所属しており、調査員の多くが元マル暴担当(暴力団対策)の警察官です、、、

 

調査員:
『 あなた(瀬川)さぁ、まだ若いんだから、こんな仕事を引き受けない方がいいよ。 彼らは全国組織のその関係筋の人達だからね。 今回は許可を下ろすけど、今後は手を引いた方がいいよ。 

 

勿論、私が自らで、好き好んで請け負った仕事ではありません(笑)

また、繰り返しですが、私は下働きなので何の権限もありません。

そして、当然ながら違法な申請も一切していません!

 

ただ、このような体験から、その後に事務所を退職し、2つ目の事務所に移籍した際は、風俗関連営業の依頼は受けない!!!と、自分に決めました(笑)

 

 

そして、この時の状況という体験から、

 

特に、怖れや不安などのネガティブな「間(ま)」は・・・

「思考停止」に陥らせる!!!

 

という事を、学ばせて貰いました(笑)

 

ちなみに、以前のTOPICSでは、覚醒剤中毒の女性の話を取り上げた事があります。

その女性は、目が落ち窪んで、とても青白く、生気の無い顔をしていたなどの体験を伝えましたが、このエピソードは2つ目の話の申請で警察署に出向いた時のものです!