「間(ま)」につけ込まれぬように ~私の反社会的勢力とヘビ体験(笑)~

『 先生(瀬川)は全く悪くない
  先生に恥をかかせてしまって申し訳無い
  ただ、オープンが迫っているから、図面も先生で見て確認してやってくれないか。
  それと、計画がずれてしまったのも事実だから、報酬をもっと下げてくれませんかね??? 』

 

と(苦笑)
私もそれ以前から、直接に相手を恫喝?脅迫?すると罪に問われる可能性があるので、間接的(別の人)に怒鳴り散らしたりする手口等は知っていましたが、

 

いざ、自分が経験すると「頭が真っ白」・・・

つまり・・・

(その時の私は)「間(ま)」だらけ・・・

 

という状態でした(苦笑)
そして、その時の正直な本心では、お金なんていらないから、早く申請をして許可を取得して、この仕事から早々に手を引きたい!!!との思いでした!
ただ、やはり、このような交渉?脅し?の方法等がある事を知っていたのと、私が勝手に報酬の値引きをする権限が全く無いのと、それをしたらしたで事務所の所長に怒られるのも思い浮かんだので、所長と相談します、、、との一言で、その場を後にしました。

 

そして、結局は私が一から図面も書き、申請と共に再度の実地調査にも立ち会って事なきを得て終わったのですが、その再度の調査の際、年配の調査員の方から次のように言われました。
ちなみに、当時はこの調査員の方々は風俗環境浄化協会という団体に所属しており、その多くが元マル暴の警察官であった方々です。

 

『 あなた(瀬川)さぁ、まだ若いんだから、こんな仕事を引き受けない方がいいよ
  彼らは全国組織のその関係筋の人達だからね
  今回は許可を下ろすけど、今後は手を引いた方がいいよ 』

 

と。
勿論、私が好き好んで請け負った仕事でもありませんし、繰り返しですが私は下働きで何の権限もありませんし、また、当然ながら違法な申請などは一切しておりませんが、その後にはこの事務所も退職し、二つ目の事務所では風俗関連営業は自分では依頼を受けない事に決めました(笑)
と、このような時の状況においては、

 

(怖れなどの)「間(ま)」は「思考停止(頭が真っ白)」に陥らせる・・・

 

というのが私の偽らざる本心です(笑)
と、ここでも全ての接待を伴う飲食店がこのような反社会的勢力と関わりがある訳ではないのは先の麻雀店と一緒ですので、ここでも誤解の無きようお願い致しますが、私においてはもう二度と経験したく無い!!!という強烈な記憶と共に残っております!
ちなみに、以前のTOPICSにおきまして、覚醒剤中毒の女性の方のとても青白い生気のない顔を見た時の経験をお伝えした時がありましたが、これはこの2つめのお話の申請の際に警察署に出向いた時の経験でもありました(苦笑)

 

と、ここ迄の私の2つの体験では敢えて反社会的勢力という素材を活用致しましたが、このような「間(ま)」が関係してくる時の「心の赴き方(向かい方)」というのは、日常生活やお仕事などの場面でも起こりがちな現象であるのも事実です。
そして、この私の2つの体験に共通しているもの、それが、