中編:コロナ禍も1年経ったが・・・ ~今後の為の振り返り(省り)~

○ 『 後半:「過去」のTOPICSを「繋げて」「重ねて」、そして「未来」を「創造」してみる 』2020年7月25日掲載

《 2019年のTOPICSからの抜粋が多いのは、やはり、「今(の状況)」と色濃い「繋がり」と「重なり」が存在しているからであり、その「反映」というのが「今(の状況)」に現れている 》そして《 コロナ禍という「今」ですら出来ていない事は・・・コロナ収束後の「未来」でも出来ていない事になる・・・ 》という側面は大切になります。

 

コロナ禍においては、リモートワークなどの新しい働き方も注目されましたが、このリモートワークにおいても、上司などから頻繁にメールやLINEなどが届いたり、僅か5分程パソコンの前から離れただけで、警告音が鳴るような仕組みを導入していた会社もあるそうです。
そして、このような、所謂、監視に近い形のリモートワークを経験した人は、ウンザリしてノイローゼになりそう、、、などの、心や精神のバランスを崩す人も逆に増えてきております。

つまり、このような、たった一つのリモートワークを例に取っても、《 幾ら形(形式)を変え、整えようとしても、前回からお伝えしている「何かに気づけていない・・・」限り、何も変わらない(時には、悪化させてしまう) 》という事にもなりかねません。
そして、このようなケースを防ぐ為には、《 真の動機を見つめる事 》と、このTOPICSにおいて繰り返しお伝えしている視点となっていきます。

 

既に皆さんもご承知の通り、現在のコロナという状況においては、感染(陽性)が判明するのは概ね2週間後であり、それが反映された現在から、概ね2週間後の状況が予測されるという経緯を辿っております。
つまり《 「今」とは「過去」からの「何か」が「反映(創造)」されているものであり・・・「未来」とは「今」からの「何か」が「反映(創造)」されていくもの・・・ 》そして《 この「反映(創造)」に「繋がって」「重なって」いくもの・・・それが私達一人一人の「思い」と「言葉」と「行動」 》

 

《 「繋がり(繋いでいく)」だけでは不充分とも言えるし、限界が生じる(生じやすい) 》そして、「繋がり」だけでは、あっという間に「分断(分離)」が起こる(ような錯覚を受ける)事がありますが、《 仮に「重なり」に「分断(分離)」が起こったように見えても(感じても)、必ず、ほんの僅かにせよ、(双方の)「重なり(という部分)」に、理解し合える「共通点」が存在している 》
そして、「(過度な)二者択一」に陥らないようにともお伝えしておりますが、これを防いでくれるのが、《 「重なり」という視点であり、その意味する所は、「共通点」から「別(複数)の選択肢」が生み出される 》という「反映(創造)」が現れてくる事になります。

 

以上のような概要です。
私は特にここ数年のTOPICSにおきましては、繰り返し繰り返し「繋がり」と「重なり」そして「真の動機」という視点をお伝えしてきておりました。
東日本大震災では「絆」という言葉に注目が集まり、それがポジティブな側面に働いた効果も目にしております。

しかし、この回の昨年の7月頃の状況、そして、そこから生み出されていく「近い将来」を私なりに考えた際に、もう「繋がり」だけでは対応出来ない、、、故に、「重なり」に多くの意識を向ける、、、しかし、これでもまだ不充分であると強く感じていた事から、「真の動機」についても、時には上から目線や説教じみた感じも含めお伝えしておりました。

なぜなら、「時(間)」だけは、、、「巻き戻し」も、、、「早送り」も、、、「(一時)停止」も・・・出来ないからです、、、