前編:コロナ禍も1年経ったが・・・ ~今後の為の振り返り(省り)~

○ 『 流行(はやり)病と社会の反映 』2020年1月25日掲載

《 流行(はやり)が意味する所は感染力 》

《 私達人間の意識や考え方や物事の捉え方や見方(視点)が変化していく事で、病に限らず様々な現象や事象も変化させて行く事が可能となる 》
これは最近の医学においても《 ホリスティック(全体性)に人(や身体)を捉える 》という言葉にも現れており、そのような方針の元に治療が行われるケースも増えてきています。

 

《 社会は社会(を構成している一人一人)が思った(考えた)通りの社会(という環境や状況)になる 》
そこに出て来るのが《 感染力 》です。
日本国内、世界各国、そして、皆さんの周りに目を凝らして見て下さい、、、《 悪口、差別、イジメ、ハラスメント、嘘などが蔓延しておりませんでしょうか・・・ 》

ウイルスなどでは《 「人づて」を「重ねる」事に変異をしていき、「人づて」が「重なれば重なる」ほどに耐性を増していき 》、私達の身近な所でも《 嘘などは「人づて」が「重なれば重なる」ほどに内容が歪められ、真実からは遠ざかっていく 》、そして《 誹謗中傷などは「人づて」が「重なれば重なる」ほどに過激化していき・・・ 》、このような私達人間がしでかしている事は《 不安 → 怖れ → 無関心 → 混沌(混乱)、、、 》へと結び付いていきます。

《 この結び付きというのが感染力 》

 

以上のような概要です。
果たして、現在において「誹謗中傷」や「嘘」などは無くなって、、、少なくなって、、、いるのでしょうか、、、

 

○ 『 分断や悪意という感染力 』2020年2月8日掲載

誤解などを生みやすい視点を敢えてお伝えする理由と致しましては、現在のようなウイルスにせよ、他の病にせよ、あるいは、病などに限らず他の事象や出来事にせよ、《 仮に治癒率(あるいは、実現率)が99.9%であっても、自分、家族、身内、知人などが0.1%に当てはまる際には、感情も状況も一変する 》というのが、誰しもに当てはまる、偽らざる本音であるからです。

 

コロナウイルスにおきましても《 様々なデマや嘘が出回っている 》のは皆さんのご存じの通りです。
これは今回(新型コロナウイルス)に限らず、東日本大震災の時も福島県の方々に対しての放射能汚染などでも起こってしまった事でもありますし、それ以前からも数多くの同様のケースが存在しているのは歴史が証明しております。
そして、これらが更なる《 風評被害などの「二次被害」を生んでいる 》のは「火を見るより明らか」です。

《 この(二次被害の)根本にあるのは「差別(という意識)」 》です。
そして、この「差別(という意識)」においても《 「悪意」を持ってレッテルを貼っている 》というケースもあれば、《 自分だけは大丈夫・・・自分には関係の無い事だから・・・ 》などの「無関心」も含まれてきます。
ここでは《 自分だけは特別・・・ 》という「優越感」も多数を占めています。

 

次のような事もよく言われています。
《 本当は、この地球上には皆に行き渡るだけの充分な物(質)が既に存在している 》。
もしそれが本当であれば《 行き渡りを「堰き止めて」いる「誰か」が存在している 》という事です。
もう一度、行き過ぎた○○ファーストを考えるようにしてみて下さい。

WHO(世界保健機関)の動向も注目されていますが、その声明内容や対応法などの是非は別として、《 私にはWHO(世界保健機関)の「真の動機」が見えない 》

 

以上のような概要です。
そして、これはワクチン接種の是非などを述べている訳でもありませんし、ワクチン開発に携わっている方々は懸命で真摯な姿勢で臨んでいらっしゃる事は充分に理解した上でありますが、その上での全くの別の視点からですが、WHOや世界各国のワクチンに関する評(価)においてよく見聞きする「リスクよりもメリットが上回る」との言葉に、私自身は「何か」の引っかかりのようなものを感じてしまいます。

また、「二次被害」という、一生懸命にコロナを含めた治療に当たっている病院や医療従事者の方々への差別や誹謗中傷も、これまた現在でも行われ続けているという残念な実状があります。
そして、つい先頃では福島の原発からの汚染水を海洋に放出する決定をしたとの事、、、