「医は仁術(仁道)」から考える「自己矛盾」 ~プラシーボ(偽薬)効果や未治療死などからも~ 

その通知の趣旨(故に、病院側が出した通知文そのものではなく、あくまで私自身が捉えた解釈を前提としております)では「(自粛などの)病院の規則に(著しく?)反してコロナ感染症になった人は、その為に職務を休んだ間は、無給とする。なぜなら、職員は健康(な状態で働く)であるのが当然であって、それが出来ない事は債務不履行に該当するから(無給で問題ない)。」との内容を、ご丁寧に?顧問弁護士からの口添えを含め出されたものです。

その病院の(経営などを含めた)実情というのは私も全く分かりませんが、もし、私がそこの職員であれば、はぁ~? 何を言ってるの? コロナなどで懸命に対応している時に、やる気をなくさせたり、足を引っ張るような事しないでよ!と思ってしまいますし、おそらく中には、もうこんな病院辞めてやる!との「思い(本音)」に至っている方もいらっしゃる事と感じます。

 

そこで、ご説明するまでもありませんが、「医は仁術(仁道)」なる言葉がありますが、「医療(現場)」におきましても、「算盤(そろばん)をはじく」との「算術」も大切で必要な面も勿論存在します。
そして、あくまで私個人が考える理想で言えば、

 

医師は「医術」に専念しつつも・・・

余裕のある範囲内(「医術(という患者さん)」の妨げにならない範囲内)で・・・

「算術」の面も(ある程度は)知っておく・・・

 

一方の、理事等(医師ではなく経営に携わる者)においては、

 

「算術」に意識の多くを向けつつも・・・

患者さん(そでこ働く職員全般も含め)という「医術」を必要とする人々への・・・

「思い」を馳せる気持ち(想像力)を保ち続ける・・・

 

つまり、

 

「医術」と「算術」は・・・

医療(現場)等でも・・・

「繋がって」「重ねって」いるが故に更なる力を発揮し・・・

そこでの「調和とバランス」が大切で必要となる・・・

 

とのものです。
勿論、「言うは易く行うは難し」という「事実」があるのも理解した上での事です。
そして、私も東京で行政書士の仕事をしていた時は、医療法人や各種財団・社団法人等も含め、数多くの民間企業のお仕事にも携わらせて頂きました。
それが故に?会社の経営(や方針)などにおきましても、「真の動機」は千差万別である事を様々と見せて貰いましたし、私自身も自らの事務所の経営をしておりましたので、それなりに色々な面は理解出来る部分も多々あります(笑)
つまり、ここ迄の内容におきましても、「他の仕事(職種)」にも当てはめる事が可能であり、「繋がり」と「重なり」という「反映(気づき)」を見出す事も出来るという意味合いです。

 

では、少し「医療(現場)」における視点を変えてみます!