魂の視点は縦横無尽!? ~親子や世代や職場などのケースでは~

「(本来の)自分」を押し殺して生きてきた(生きている)・・・が故に・・・

「他の人」にもそれを求める(時には押しつける)傾向が出てくる・・・

 

という事に繋がりやすくなってきます。
なぜなら、「共通の価値観」が「正しい」と思い込んでいる(思い込まされてきた)からです。
これは、敢えて過激な表現を用いますと、「洗脳」や「マインドコントロール」に近い性質の部分もあります。
が、しかし、社会や世の中の「大多数(という大人の男性)」が、それに気づかずに長い年月の元に行われてきた為に、それがある種の「常識」として定着してしまった事にも大きな原因があります。
そして先ほど『勿論、そのような社会や世の中を創り上げてきた「大人の男性」に大きな原因があるのはその通りであります(苦笑)』とコメントも致しましたが、この父親と息子という関係性においても同じく、

 

今までは(大人の男性目線で)社会や世の中という「大枠(傾向)」を創り上げてきたであろうが・・・

それも行き詰まっている「現在(今)」においては・・・

「(男性)個々(人)」が「素直」になるという「大枠(傾向)」を自分に当てはめ・・・

「素直」なコミュニケーションを「復活(再開)」させる!

 

というのが、キーポイントになります。
そして、父子共々に、この「素直」という光が、(社会や世の中が押しつけてきた、歪められた)「固定観念(既成概念)」という「影」を炙り出してくれるようになります。

 

ちなみに、これは実際のカウンセリングなどにおきましても、父親から「男なら泣くな!」などと言われ続けて来た事が、ある種のトラウマとなっていたり、あるいは、その考えが脳裏から離れずに、子育てにおいて配偶者と意見が合わず関係性が気まずくなっている、などのケースもあります。
勿論、このような男性と同様に、「女なら~」という言葉で女性の方が苦しい思いをされているケースはもっと多い事でしょうし、結局はこの「大枠(傾向)」も、「主従」や「優劣」を意図した「男性と女性との分断(分離)」であった事は、今やもう明らかになっておりますので、これも変えていく必要がある大切な問題でもあります。

なお、これも誤解の無きように添えさせて頂きますが、「男なら~」「女なら~」というケースであっても、それが「双方共に」、自らの気概を高めてのものであったり、それぞれの特性をより発揮する為などの、ポジティブな方面であればドンドン活用していけば良い事ですし、先ほどの「善し悪し」や「是非」などの「(過度な)二者択一」に、ここでも陥らないようお願い致します(笑)

 

では、次は40・50代の母親と20・30代の娘さん、そして、40・50代の父親と20・30代の息子さんの場合です。
このケースでは、もうお分かりかもしれませんが、

 

「情報(量)」に大きな違いが無い為・・・

「価値観」の差異(時には齟齬)が少ない・・・

 

という「大枠(傾向)」が見受けられます。
勿論、繰り返しですが、「個別具体」のケースにおきましては、とても仲が悪い!というご家庭もある事でしょう。
また、このケースでは、親子でのお友達感覚などが多いのも特徴であるかもしれません。
そして、そのようなお友達感覚という面では、特に「世代別」では様々なご意見やご感想が生じるものでもありますが、それで「関係性」が円滑に進んでいるのであれば、これこそ「他の人」がとやかく言う筋合いでもありません(笑)

 

ただ、「経験と時間」を経るにつれ、関係性に「変化」が生じる事もありますし、現代のように「加速化」されている時代におきましては、最初にご紹介した事と似たようなケースが、「祖父母とお孫さん」との間で繰り返されないとも限りません
そこで、このような比較的若い親子間におきましては、

 

女性同士の場合では「言葉」が似通ってくるが故に・・・

「言葉足らず」的な「何か」に注意をする・・・

男性同士の場合では「行動」が似通ってくるが故に・・・

「意欲の低下(を招くような不作為)」的な「何か」に注意をする・・・

 

というのが、現在の社会や世の中を見渡した限りでは、当てはまってくる可能性が高くなっておりますので、ほんの頭の片隅にでも入れて置いてみて下さい。
そして、