鉄(アイアン)の反映から人間(自分)を知る ~摩擦や葛藤という錬金術が生み出すもの~

私達における・・・

「自分」そして「他者」とのコミュニケーションと・・・

同じ「本質」が「反映」されている・・・

 

と捉える事が出来ます。

例えば、隕石の落下におきましては被害を引き起こすものもあれば、今回の鉄隕石のように資源(恵み)をもたらしてくれるものもあります。
皆さんも「他者」という「外部」から、「為になる」アドバイスや助言を受ける事もあれば、口やかましい!?までの「叱咤」を浴びせられるケースもある(あった)かもしれません(笑)
また、「自分」の中の「天使の声や悪魔の声」のような、揺り動かされる経験などをした事は誰しもある事と思います。
段々と今回のTOPICSの「成り立ちや流れ」からの「反映」の趣旨がお分かり頂けている頃合いでしょうか???(笑)

 

ちなみに、このような宇宙由来の鉄隕石が使われている埋葬品や副葬品は、古代トルコや中国などの権力者のお墓からも頻繁に発見されておりますが、このトルコのある地域では4,000年以上前に「人間(人類)」が鉄(アイアン)を利用しようとした証と考えられている鉄の塊も発見されています。
そして、その1,000年後には、この地域一帯に巨大帝国が誕生していた事も判明しております、、、

 

では、そのトルコに更なる視点を向けてみます!
このトルコ内のある地域にカマン・カレホユックという遺跡があり、ここでは35年に渡り発掘調査が続けられています。
この遺跡では、約1万年分の地層が「積み重なって」おり、現在調査している最も古い地層は紀元前24世紀頃のものです。

そして、2015年に、この地層から鉄(アイアン)の塊が発見されますが、これには鉄隕石に多く含まれるニッケルも少なく、先ほどのウィドマンシュテッテン模様も認められませんでした。
その代わりに魚卵状の模様が確認されました、、、

そして、先ほどご紹介致しましたように、地球の誕生時には、多くの鉄(アイアン)が地球「内部」に集まっていました。
その後、地球ではマグマの噴火などが繰り返される事により、

 

その「内部」の鉄(アイアン)は・・・

次第に地球の「表面」に現れる・・・

 

ようになっていきます。
そして、その後も同じように「繰り返される」事により、およそ38億年前では海の底に鉄鉱石の「層」が形作られ、それが長期に渡る地殻「変動」によって地上に「姿を現す」ようになっていきました。
そして、この地球「内部」から生み出される鉄(アイアン)の特徴の一つとして、先ほどの魚卵状の模様が見受けられる事が多く、「目に見える」地上で鉄鉱石の「層」が発見されるようになった事で、「人間(人類)」は鉄(アイアン)を「発見」し「活用」していくようになっていきます。

 

ところで、鉄(アイアン)の発見以前には、「人間(人類)」は5,000年以上前から青銅(器)を作り出す事が出来ていたとも、様々な調査の結果において推測されております。
そして、この青銅(器)作りの「過程」において、鉄(アイアン)作りに「気づいた」とも考えられております。
これらが、所謂、

 

錬金術(の発見)

 

ともなっております。
そして、この錬金術において、先ほどの鉄鉱石が大いに活用されていくようになります。
そして、「人間(人類)」はその後、