鉄(アイアン)の反映から人間(自分)を知る ~摩擦や葛藤という錬金術が生み出すもの~

「当時」は「金」よりも貴重とされていた・・・

鉄(アイアン)の剣が・・・

一つだけ収められていた・・・

 

という事が分かっております。
そして、2020年に日本の研究チームが、このお墓に収められていた鉄(アイアン)の剣の化学分析を行った所、

 

ウィドマンシュテッテン模様が認められた

 

との報告を出しました。
何か早口言葉のような用語ですが、これは覚えたりする必要性は全くございません!!!
もしかしたら、私も皆さんも含め、この用語に「出逢う」事はこの先ほとんど無い事かと思い、「強調」してみただけですので(笑)

そして、このウィドマンシュテッテン模様とは、鉄(アイアン)が数百万年もの長い時間を掛けて、ゆっくりと冷やされた時に出来る(シマシマのような)模様です。
そして、このような模様が出る鉄(アイアン)は、元々地球上には存在していないものでした。
そして、この事から、

 

この鉄剣に使われた鉄(アイアン)は・・・

宇宙から来た(飛来してきた)もの・・・

 

と考えられています。
とは言いましても、宇宙人や宇宙船によるものではありません(笑)
これは先ほどの太陽や地球の誕生の「成り立ちや流れ」において、天体や惑星などの衝突が繰り返されていた現象と同様に、現在の宇宙でも実際に起こっているものであり、この衝突などによって破片となって地球に落ちてきた「鉄隕石」という存在です。

 

そして、この鉄(アイアン)の剣には「熱」が加えられた痕跡もあり、鉄隕石に「人の手」が加えられて作られた鉄剣である可能性がかなり高いと推測されています。
ところで、「当時の人間(人類)」においては、このような鉄隕石などの宇宙からの飛来物に関しては、天や神からの贈り物と見做される傾向がかなり高く見受けられました。
科学などが発展し、地球の「外側」を映像などで見て知る事が出来ている「現代」の私達においては、そのように捉える事はほぼ無い事でしょうが(笑)

 

そこで、先ほど『 重い鉄(アイアン)は天体や惑星の「内部」に沈み・・・その中心に「核」を形成していく・・・ 』や『 この鉄(アイアン)は地球の質量全体の3分の1を占めるようになっていきました 』などのコメントも致しましたが、

 

人それぞれにおいて「比重」の違いはあれど・・・

私達の誰もが・・・

それぞれの「核(という意識や考え方や捉え方)」を持っている・・・

 

のは、皆さんにおかれましても「ごく自然」に受け止め、そして、感じる事は常に出来ている事と思います。
なぜなら、

 

それこそが・・・

「あなた」であり・・・

「自分」という感覚である・・・

 

からです(笑)
そして、地球そのものが豊富な鉄(アイアン)を内在しており、それに「古代の人々」も気づいていたにも関わらず、敢えて宇宙という「外部」からの鉄隕石を「重宝」した事においては、