現代の魔女狩りは次元を超えた??? ~責任転嫁やレッテル貼りが極まると・・・~

自白

 

でした。
しかし、当時の法律では、「拷問による」自白にこそ重要な必要性があると判断されていました。
この事に関し、先ほどのベーリンガー教授は、

ベーリンガー教授:
『 実は、拷問を適用する事は、当時の刑事訴訟法で定められていた事なんです。

  魔女裁判が難しいのは、魔女術による犯罪が想像上のもので、実在しない点です。

  盗みや殺人などの犯罪は、状況証拠や証人によって証明が可能です。

  魔女術では、そうした証拠がありません

  だから魔女裁判においては、拷問が大事なのです。

  拷問による自白によってのみ、魔女術の犯罪を証明する事が出来たからです。 』

 

と分析されておりました。
ただ、実際には、酷い拷問のせいで、自白の前に死に至ってしまう、、、というケースが多々あったとも、、、
そして、この自白に関し、ドイツのローテンブルクにある中世犯罪博物館の館長である、マルクス・ヒルテ氏は次のように述べておりました。

ヒルテ館長:
『 自白は信仰上、非常に重要でした。

  それは、私は罪を犯しましたという「告白」であり、悔い改めますという事だからです。

  たとえ自白が拷問された痛みによって引き起こされたものであっても、「私は罪を犯しました」と言えば、永遠の生を手に入れ、天国に行く事が出来るのです。 』

 

つまり、魔女裁判を手がける裁判官等は、魔女たる容疑者を自分達が天国に導く為に、拷問による自白の正当性を信じて疑わなかったのであろうとの事でした。
そして、このような拷問による自白の末に待ち受けていたのが死刑宣告でした。
そして、その処刑を見に集まった群衆は、容疑者に罵声を浴びせ、歓喜の目で見届けていた当時の状況でもありました、、、

そして、このような流れは、16世紀に刑事手続法が神聖ローマ帝国で定められ、魔女に対する手続きの進め方がこの法律に書かれており、全ては(当時の)司法制度の中で行われていたものであります、、、

 

では、この部分では、「あなた」という疑似体験?を通してのものでしたが、如何でしょうか?
ちなみに、ベーリンガー教授のコメントに、『魔女裁判が難しいのは、魔女術による犯罪が想像上のもので、実在しない点です。』とありましたが、私は前回のTOPICSにおいて、

 

『 実際にゾンビという存在は実在しない(と思われる)・・・

  なぜなら・・・

  魂の学びの上で(ゾンビという実在)は必要ないから・・・

  が、しかし・・・

  一方では、シンボルとしてのゾンビという存在は実在している・・・ 』

 

とコメントしておりますが、どこか「繋がり」と「重なり」を感じませんでしょうか?(笑)
今回は?今回も?少し長めの内容になっておりますので、ここらで休憩して頂いても大丈夫ですので!