魂の視点から虐待(やDV)を防ぐには・・・ ~現実的な「行動」も必要となる~ 

自らの心身(魂)を守るのも大切で必要なこと!

 

と理解出来ているからです。
それに加え、

 

逃げる(避難する)という「行動」は・・・

「(虐待やDVをしている)相手」を傷付ける「行動」では全くない!

 

という点も含めて理解出来ているからです。
そして、ここに私が個人的に何故これほど繰り返されてしまうのか?と感じている真の理由の一つが、「逃げる(避難する)」という「行動」を取った後に起こりがちになる、周りの人から湧き上がる問題(感情)です。
それが、先ほどコメントしましたプレッシャー(圧力)という意味ですが、それは、

 

家族(親子や夫婦)なんだから・・・

やはり・・・

(最終的には)話し合って解決出来るのでは(その方が良いのでは)・・・?

 

との部分(感情)です。
確かにこれは「正論」でもあり、そのような方向性で解決に向かうのであれば望ましいというお気持ちも理解出来ます。
ただ、

 

「周りの人」が(良かれと思って)・・・

「(虐待やDVを受けている)当人」を、そこ(正論)に追い込んでしまうと・・・

 

それは・・・

(時には)行き過ぎた「感情論」でもあり、「無責任」な言葉掛けにもなりかねない・・・

 

という危険性の側面をも、同時に孕んでいるのも真実です。
そして、ここに当てはめられる魂の視点というのが、

 

親子と言えど・・・魂は・・・別である・・・

 

という視点です。
そして、少し不適切な表現かもしれませんが、

 

誰かを助ける為に自らの心身(魂)を役立てる(捧げる)事と・・・

虐待やDVを受け続ける状況を自らの心身(魂)に課す(許す)という事は・・・

全く違う!

 

という事です。
これは、

 

「親子(関係)」が「家族」であるならば・・・

「夫婦(関係)」もまた同じ「家族」であるという観点から・・・

「逃げる(避難する)」という「行動」を取るという事は・・・

 

(特に)夫婦間におけるDVのケースでは・・・

より理解(実感)しやすくなる・・・

 

という点は幾分かでもご理解頂けるかと思います。
そして、これが、

 

親子と言えど・・・家族(夫婦)と言えど・・・魂は・・・別である・・・

 

という視点にも繋がっています。
勿論、家族で助け合い、支え合うというのが素敵なものである事は、論を待つものでもありません。

ちなみに、これと同様の視点は、お子さんを授かりたいと懸命に不妊治療などに取り組んでいる方も多くいらっしゃるかと思いますが、子育てという経験を通して自分も成長していきたい、などの思いがあるようでしたら、虐待などを受けて心身に傷を負っている子どもの為の養子や里親制度もありますし、様々な事情や心情、あるいは、それこそ現実的な側面から、そこまでは(血縁以外という選択には)踏み切れないという思いも理解出来る面もある事を踏まえて、何かの折には考える素材としてみて下さい。

 

では、次は、夫婦間におけるDVや、子どもに対する虐待においても、大人(妻あるいは夫)や中・高校生頃であれば「逃げる(避難する)」という「行動」を取る事も可能ですが、小学生(低学年)や、それより下の特に0~3、4歳位の場合には、「逃げる(避難する)」という「行動」を取る事が、ほぼ難しい(不可能に近い)事と思われます。
また、この頃の年齢においては、