魂の視点から考えるAC(アダルトチルドレン)とインナーチャイルド

アダルトチルドレンであろうと・・・

インナーチャイルドであろうと・・・

それは、今の自分の「全て」ではなく・・・

それは、過去が関係している今の自分の「一部」である・・・

 

という点です。
アダルトチルドレンにせよインナーチャイルドにせよ、そのように指摘されると、「今の自分の「全て」がそうである」というように捉えられてしまう傾向がとても多いです。
これは、そんな事はありません!
なぜなら、

 

(傾向としての)アダルトチルドレンにせよインナーチャイルドにせよ・・・

その(傾向としての)要素は・・・

私達の誰もが持っている・・・

 

ものだからです。
これは、私自身も同様です(笑)
私自身は幸いにも?家庭内暴力や虐待などは受けた事はありませんが(とは言っても、何かをしでかした時には、母から布団叩きでお尻ペンペンをされた事などはありますが(笑))、まず間違いなく、私と同じように先ほどの定義に出てきた「機能不全家庭」で育っていなくとも、不安を感じたり、自信の持てない部分もあるなどは、誰にでも当てはまっている事と感じます。
ここでの違いは、

 

程度(感じ方)の差・・・

 

という事も出来ます。
勿論、その「程度(感じ方)の差」があるので、悩み苦しんでいるというご意見やご感想、心情を抱かれるのも、最もな事であります。
そして、ここまで「定義」などをお読みになって頂いても、「やはり・・・明確な「違い」などは分からない・・・」というのが、本心である事と思います(笑)

 

実は、私自身もカウンセリングなどでは、アダルトチルドレンなのか、あるいは、インナーチャイルドなのかを、あまり区分けしたり、どちらかに当てはめたりする事はございません
勿論、クライアントの方々の中には、自分がどちらかに当てはまるかも?という「自分の内面を探す」試みを充分に行った上でお越しになる方もいらっしゃいますので、その方の心情や、自分自身に対する真摯な姿勢というのは尊重し、そのお声に充分に耳を傾け、そして、当然の事ながら、それが間違っているとか否定などをする事も決してございません

そして、そのような場合には、クライアントの方と、まずは、同じ方向性を共有する面のお話をしたりしております。
それが、

 

アダルトチルドレンである(あった)にせよ・・・

インナーチャイルドである(あった)にせよ・・・

「今、ここから」の人生を輝かせていく事が大切である!

 

という点です。
今までの所ではほとんどの方が、このような私の「提案」を拒否された方はおりませんが(笑)
そして、アダルトチルドレンやインナーチャイルドという「言葉の響き」に焦点が合いがちになってしまうため、どちらかに自分が当てはまるという事を知る事で、満足感や安堵感を得るというケースも少なからずございます。
すると、

 

原因や理由を探し出す事が「目的でありゴール」となってしまい・・・

結果的に・・・

日常生活では・・・何も変わっていかない・・・

 

という方面に繋がりやすくもなっていきます。
これも、アダルトチルドレンにせよインナーチャイルドにせよ、お腹が痛いので胃薬を飲む、あるいは、頭が痛いので頭痛薬を飲む、といったような処方薬がある訳ではありませんし、時には「胃が痛いのが頭痛の種」とも表現されるように、原因や理由を見つけ出す事も大いに効果がありますので活用もしていきます。

 

そして、私も全てのクラインアントの方に「魂の視点」でアプローチしている訳ではありません(笑)
この「魂の視点」を活用しなくとも、「変化を遂げていける」方も多いですし、それで宜しいとも思います。
そのような中で、聞く耳を持ってくれそう、あるいは、受け入れてくれそうな方の場合であれば、「魂の視点」も活用する事により「変化を加速させる」という方面に役立てたりもしております。

何か前提が長くなってしまい、大変申し訳ございませんが(苦笑)、それでは、「魂の視点」を活用しながら見ていきます!
まず、「魂の視点」というのは、