第217回:『 魂の視点から考える鬱などの症状 』
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。
ところで、夏休み明けや9月の始めの時期というのは自殺が多くなる傾向があるとも言われております・・・
自殺には様々な背景がある事とも思われますし、どのような状況や事情などを根拠とする統計から、このような傾向が発表されているのかは分かりませんが、今回は「魂の視点から考える鬱などの症状」というテーマをお伝え致します。
なお、鬱などの症状というテーマからもお分かりの通り、これはとても大きく切実な面を含んでおりますし、それに対して魂の視点という表現を用いておりますが、時と場合によっては現実逃避の為に用いられてしまう側面からのスピリチュアルな視点ではなく、如何にこの現実に対して鬱などの症状を改善していけるのかを目的とし、地に足を着けた点を含めた趣旨で進めて参ります。
また、医学的な観点とは別の、心の部分からのアプローチという面と、私個人の体験や見解も多々含んでおります事を予めご了承頂ければと思います。
そして現在、鬱などの症状でお薬を服用されている方も多いかと思われますが、少しづつ改善されてきているという方もいらっしゃれば、あまり調子が上がってきている実感がないという方もいらっしゃるかもしれません。
どちらにしても、少し視点を変えた試みも活用してみたいと思われる方、あるいは、ご家族や知人などが鬱などの症状で悩んでいる場合に、何か少しでも力になれればと思われる方も含めて、関心のある方は少しだけ心を開いて読み進めて頂ければ幸いです。
では進めて参りますが、鬱などの症状においては、不安、倦怠感、罪悪感、気分の落ち込みなど、人それぞれ様々あります。
そして、このような症状は、心の病に分類される他の病気においても、「重なる」部分がとても多いです。
そして、このような症状は、誰しもが日常的に感じているものでもあります。
私自身も不安や気分の落ち込みなどを感じる事も勿論あります。
そこで、
このような症状・・・あるいは傾向は・・・
誰しもが感じる(感じている)事のあるものであり・・・
そこにある違いは・・・
程度(加減)の差・・・
という点はご理解頂けるかと思います。
ただ、実際にこのような症状を抱えていらっしゃる方は、
その症状の強さは・・・
なった人(経験した人)にしか分からない・・・
という思いを持たれているのも事実でありますし、そのお気持ちも理解出来る事でもあります。
それでは、まず、このような症状が出始める前に起こっている事を考えていきますが、それは、
(無意識を含めた)自らの内面を探す作業
が行われております。
そして、このような自らの内面を探す作業というのは、私達の誰もが(日常的に)行っておりますし、これは素敵な事でもあり、とても大切な作業でもあります。
そして、ここからが1つ目のポイントになります。
鬱などになる傾向としてよく言われるものの一つに、
几帳面で「真面目」な性格
というものがあります。
勿論、几帳面で「真面目」である事そのものから鬱などの症状になる訳でもありませんし、これは素敵な個性でもあります。
そして、このいわゆる「真面目」というキーワードが鬱などの症状に結び付いている可能性というのは、ある面では当てはまる点もあると感じます。
ただ、この「真面目」というポイントが世間や社会では大きく誤解されているようにも私自身は感じています。
それは、