第218回:『 ~ ヒプノ(催眠)の語源や歴史・変遷 ~:知り理解し身に付く 』
【 参照キーワード:ヒプノセラピー、催眠療法、語源、歴史、変遷、相補・代替医療 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。
ところで、ヒプノセラピー(催眠療法)につきましては、日本でも徐々に認知され始めてきておりますが、まだまだ発展途上の段階でもあります。
そして、現在の日本におけるヒプノ(催眠)と言えば、多くが「前世療法」に焦点が当てられがちでもありますが、これについても、どちらかと言えば「症状の改善」などの効果に目を向けられるよりも、「好奇心を満たす」スピリチュアルな観点から注目されているのが現状でもあります(勿論、このような傾向が悪いなどの意味ではありません)。
また、ようやく日本でも少数ですが、医師がヒプノ(催眠)を治療に取り入れてきているケースもありますが、世界各国における状況と比べると、その活用率は足元にも及んでいないのが現状でもあります。
そこで今回は「~ ヒプノ(催眠)の語源や歴史・変遷 ~:知り理解し身に付く」というテーマをお届けして参りますが、ヒプノ(催眠)においては、どのような事を行っているのかよく分からない、あるいは、何か怪しさや怖さを感じるという方もとても多いものです(笑)
このような疑問などに関しては、S.Light.MのHPや、このTOPICSにおいて、今までも色々お伝えしている内容に今回は譲りますが、
知る事は、理解する事であり・・・
そして・・・
理解する事は、身になる事である(活用出来る)・・・
という観点から、そもそもの語源や歴史(成り立ち)という面を知る事も、様々な視点として活用出来るものでもあります。
そして、ヒプノ(催眠)の歴史というと、私の行っているヒプノセラピスト認定講座の初日に扱っている項目でもありますが、一番「眠気を催(もよお)す?」テーマかもしれませんし、ヒプノ(催眠)にあまりご興味のない方にとっては、さほど関心を惹くテーマではないかもしれません(笑)
ただ、
(わらしべ長者のように)どのような視点が人生における解決の糸口になるかは分からない・・・
という面も含め、出来るだけ分かりやすく、そして、それぞれの人物の物語や裏話?もお届けして参りますので、「雑学的」な感じで興味のある方は読み進めて頂ければ幸いです!
また、ここでご紹介していく人物の中には、もしかしたら多くの方が聞いた事があるお名前が、意外な形?でヒプノ(催眠)の世界に関係していた事もお分かり頂けるかとも思います。
そして、S.Light.Mにおいてヒプノセラピスト認定講座を受講して下さった皆様におかれましては、おそらく、ほとんどの方が忘れてしまっている?内容でもあろう事かと思いますので、復習の意味も込めてお読み頂ければ幸甚です(笑)
それでは、まず、ここ最近のヒプノ(催眠)に関する現状ですが、1955年に英国医師会が有効な治療法の一つとして認めた事を皮切りに、1958年に米国医師会、1960年に米国心理学会、1962年に米国精神医学会も同様に有効性を認めた点から、改めて注目されるようになってきました。
そのような近年の動向を元に、現在では、NIH(米国国立衛生研究所)によるCAM(相補・代替医療)の5分類において、第(2)「Mind-body Interventions(心と身体への介在)」の「Hypnosis(催眠療法)」と位置づけられ、実際の治療に活用されております。
では、そもそものヒプノ(催眠)の起源ですが、