スピリチュアルなものに迷った時には ~原点に立ち返り日々の生活を大切に~ 

原点に立ち返る

 

という視点が活用出来ます。
では、スピリチュアルの原点とは何かと言うと、

 

私達は・・・どのような「存在」であるのか?

 

という「一点」に行き着きます。
そして、スピリチュアルな観点では、

 

私達は・・・「魂」という存在である

 

という所が「出発点」となります。
勿論、魂・精神・意識・心など、呼び方はどのようなものであれ全くの自由です(笑)
そして、スピリチュアルな書籍などでは、どうしても、(幽)霊が見える・声が聞こえる・・・などの、

 

部分的な現象

 

に偏りがちになっている、という風潮も見受けられますし、儀式的な事を行ったり、何かを身に付けたり、過剰なまでの御利益信仰に陥っていたり・・・と、

 

(自分の内の)「魂・心」に目を向けず、(自分の外側の)「物・形(式)」に捕らわれがちになっている

 

という傾向が多くなっているように見受けられます。
ちなみに、先ほどの飽和状態の多くの場合では、願望などを叶える時の儀式的な作法などが多くて分からなくなる、あるいは、作法などを行うのが面倒になってしまう、そして、そもそもこのような儀式的なものに意味があるのか?本当に効果はあるのか?あるとすれば、何故こんなにもたくさんの作法のようなものがあるのか?・・・そして、色々書籍で学びはしたけれど、どれも試した事はない・・・などのケースもとても多いものです。

 

私自身は、様々な書籍の著作者の方々を批判や非難も致しませんし、それぞれの体験やお考えから少しでも人々のお役に立ちたい、との思いからご自身を表現していらっしゃる事かと思いますので、作法を行うのも行わないのも全くの自由であると考えています。
ただ、飽和状態の時には、何かを試してみたけど・・・あまり変化がないなぁ・・・などのように、自分なりの取捨選択をしていくというのも、整理をすると言う意味合いでは効率的になるかと思います。

そして、スピリチュアルな観点において、どうしても多くの人の目が行きがちになるのが「霊感」という言葉や現象でもあるかと思います。
これは産まれつき特殊な能力があるとか、修行のようなものを通して霊感を発達させるなど、様々な捉え方も出来ますが、そもそも、私達が「魂」という存在であるとするならば、

 

霊感の無い人など存在しない

 

という事が当てはまります(笑)
そして、これは、

 

それぞれの個性

 

という点に行き着きます。
確かに、様々な(界)層からのメッセージを受け取りやすいという個性の方もいらっしゃるでしょうし、他の人よりも味覚が鋭い、絶対音感がある、なども皆同じ個性です。
また、他の人の感情の機微を捉えやすいなどから導き出される、

 

優しさや思いやり

 

なども同様です。
そして、スピリチュアルな世界や現象などは、どこか遠くの異次元に存在するようなものではありません
繰り返しですが、私達が「魂」という存在であるとするならば、食事をする、お仕事や家事をする、子育てやペットを飼う、グッスリ眠る・・・などの、

 

私達が行っている全ての(日常)活動が、スピリチュアルな活動であり現象でもある

 

という事です。
おそらく多くの方が拍子抜けや、あるいは、それではスピリチュアルなものを学んでも、今までと変わりがないのでは?と思われる事でしょう(笑)
スピリチュアルであるという本質の一つには、