第187回:『 心に副作用はあるの・・・? ~モンスター・スタディーと呼ばれる吃音(きつおん)実験から~ 』
【 その他参照ワード:副反応、好転反応、有害事象、トラウマ、暗示 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
「副作用」という言葉は、聞いた事があるでしょう(笑)
また、近頃は「副反応」という言葉も、よく見聞きしますので、簡単に紹介します!
【 副作用と副反応の違い 】
まず、最初に、
「副作用」 : 薬による化学的作用
「副反応」 : ワクチンによる生体反応
と区別されています。
そして、「日本病院薬剤師会」の公表資料では、
「広義」の副作用 : 「主作用でない作用(主作用には関連のない薬理作用)」であり、必ずしも望ましくない作用ではない
「狭義」の副作用 : 好ましくない薬の作用
と定義されています。
ちなみに、「狭義の副作用」とは区別した、「有害事象」もあります。
世間一般で言われる「副作用」は、「狭義の副作用」と「有害事象」を混在した見方が多いです。
そして、「副作用」と「副反応」の使い分けをする理由の一つには、「言葉の持つイメージ」が関与しているとの見解もあります。
「副作用」と「副反応」の「言葉の響きの違い」を、どのように感じますか???(笑)
そして、心は目に見えず、手で触れる事も出来ません、、、
しかし、
誰もが、心の存在を知っていて、実感出来るもの
というのも、事実であり真実です!
【 ヒプノセラピー(催眠療法)とレイキヒーリングから 】
ヒプノセラピー(催眠療法)やレイキヒーリングを受けた事で、「副作用」と「副反応」が生じる事はあり得ません!!!
ただ、レイキヒーリングでは「好転反応」が生じるケースはあります。
好転反応とは、体の「自然治癒力」が働き始めた事で生じる、風邪の症状に似た「デトックス(毒素除去)」効果であり、通常は数時間から半日程度で治まります!
故に、これも「副作用」と「副反応」ではありません!
また、ヒプノセラピーでは、一時的に感情が昂ぶるケースもありますが、これも「副作用」と「副反応」ではありません!
勿論、そのような場合でも、セラピストはクライアントの状態を注意深く観察していますので、安心して下さい(笑)
このように、どちらも薬などを体内に取り入れるものではないので、繰り返しですが「副作用」も「副反応」も起こり得ません!
【 よく考えれば分かる事 】
レイキヒーリングは、体に単に「手を当てる」手法です!
勿論、手を当てる箇所に強い圧力が掛かるものでもなく、揉みほぐす必要性もなく、バキバキと骨格に働き掛けるものでも、当然ありません。
そして、「手を当てる」事で、「副作用」や「副反応」が起こるとしたら、
誰も「握手」が出来なくなり・・・
赤ちゃんをあやしたり、寝かしつける時に「手でさする」事も出来なくなる・・・
という事になってしまいます(笑)
また、ヒプノセラピーは潜在意識を活用した、「言葉」による「コミュニケーションセラピー」です!
故に、これも「副作用」や「副反応」が起こるとしたら、
誰も「会話」が出来なくなる・・・
という事になります(笑)
馴染みが薄い分野である事から、時に様々な誤解や、誤った情報が出回るケースもありますが、正しい知識を元に、理性で考え、判断して下さい!
では、前提を終え、本題に入ります!!!