心に副作用はあるの・・・? ~モンスター・スタディーと呼ばれる吃音(きつおん)実験から~

一つ目は、「ミルグラム服従実験」と呼ばれているもので、電気ショックを活用しながら、人が如何にたやすく権威に服従してしまうのかを試す実験が行われていました。

二つ目は、「スタンフォード監獄実験」と呼ばれているもので、刑務所という設定を設け、普通の人が看守と囚人という役割が与えられると、どのように人が変化していくのかを試す実験です。
この実験により、看守役の人は、精神的虐待を繰り返すようになり、囚人役の人は、精神に異常を来す人が現れた、との事で途中で中止されたそうです。

そして、次の三つ目は、正直、私もビックリしてしまいました!!!(大汗)
これは、2014年にニュージーランドの社会開発省が主体となった国家としての実験計画です。
その実験内容とは・・・

 

新生児の時から虐待を受け続けた子どもは、成人になる迄に、どれ程の確率で犯罪を犯すのか?

 

というテーマですが、この実験を実行するという事は、

 

現に目の前で行われている虐待を発見しても、それを無視し、ただ観察し続ける・・・

 

という「行動」に現れざるを得なくなるもので、実際には「中止」となりました。
ただ、私個人としての感じ方ですが、「中止」になったから良しというものではなく、このような発想の実験が現に行われようとされていた事実と、それを、国家として考えていた・・・という点に、とても恐怖を感じてしまいます。
どこに「真の動機」が潜まれているのでしょうか・・・

 

そして、ここで終わると寝覚めが悪い?かもしれませんので、「心(潜在意識)」と「行動(体)」についての、他愛も無い私の体験を一つご紹介致します。

私は自宅ではいつも決まったカップで「ホットコーヒー」を飲んでいます。
そして、私はそのカップで飲むのはほとんどが「ホットコーヒー」なのですが、ある時、その決まった同じカップに「アイスコーヒー」を入れて飲もうとしていました。
すると、

 

「アイスコーヒー」と頭で理解っているにも関わらず・・・
ソロソロとカップに口を近づけ・・・
ゆっくりと啜(すす)り・・・
終いには、自然と「フーフー」と冷ます事まで出来そうに感じて・・・

 

一人で悦に耽(ふけ)った?ような面白さを感じた体験がありました(笑)
興味のある方は、お味噌汁を飲むお椀などに、冷たい麦茶や温かいお茶などを入れて飲んでみると、似たような体験が出来るかもしれません・・・?(笑)

 

ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2020年10月10日の第326回目のTOPICS『 考え過ぎは(心と体に)毒なのか??? 』、2019年3月9日の第244回目のTOPICS『 「フラッシュフォワード」を震災関連死と共に考えてみます 』、2017年10月22日の第172回目のTOPICS『 未来のトラウマを創り出さないために 』などもございます!

 

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