心に副作用はあるの・・・? ~モンスター・スタディーと呼ばれる吃音(きつおん)実験から~

相手はあなたの事をコントロールしようとしているのか・・・?

あるいは、

心からあなたの事を思いやってのアドバイスなのか・・・?

 

という点です。
これは、あなたがアドバイスをする側でも同じ事が当てはまります。
しかし、このような真の動機を見抜く事はたやすい事ではないかもしれません(笑)
そこで、一つの視点をご紹介します。
それは、あなたが誰かに相談したりした際に、

 

相談に乗ってくれている相手の方へ、敢えて正反対の意見を述べてみる

 

という方法です。
もし、心からあなたの事を思いやって相談を受けてくれている方であれば、

 

あなたのお話にちゃんと耳を傾け・・・

その上でも、

その方自身の考えやアドバイスを冷静かつ理性を持って伝えてくれる・・・

なおかつ、

あなたに強制する事なく・・・

 

というようになるはずです。
しかし、逆であれば、反対の意見を述べられた事により、

 

相手の方はイライラしたり・・・怒ったり・・・話を逸らし始めたり・・・

という風に、

相手の方の態度に出やすくなる・・・

 

という所に着目する事が出来ます。
そして、結論は同じに見えても、

 

あなたの人生はあなたにしか生きる事は出来ないのだから、あなたの意見を尊重しつつも、必要な時は相談してね・・・

というケースと、

あなたの人生なんだから、後は私の知る所ではないので、あなたの勝手で生きればいいじゃない・・・

 

との狭間には、真の動機という大きな違いが生じてきます。
勿論、強制は出来ないとは言いながらも、人を傷付けたり、違法薬物に手を染める事などに対して、指を加えたまま何もしなくても良い、という意味ではありませんので(笑)

そして、今年に入ってからも、(旧)優生保護法により、国に強制的に不妊手術をさせられた問題による訴訟なども起こされてきています。
その当時は、精神薄弱などの症状は遺伝により受け継がれるので、そのような事態を引き起こさない為に強制不妊をさせていた・・・とも言われておりますが、単に「当時」と「現在」の医学的見解や進歩・発展という問題だけではないようにも私個人的には感じますし、真の動機は、果たしてどこにあるのでしょうか・・・?
そして、

 

あなた自身の「真の動機」そして、周りの方々の「真の動機」という視点

 

を、何かの迷いの際には取り入れてみて下さい。
なお、繰り返しですが、何でもかんでも疑ってかかる、という意味ではありませんので、誤解の無きようお願い致します(笑)

 

そして、ここ迄で、かなりお疲れになった方もいらっしゃるかもしれませんが、長くなったついでに、大切な事ですので、ほんの少しだけ続けて参ります(笑)
それは、この番組では、他の心理学上の人体実験についても軽く触れておりましたので、それをご紹介致します。