ヒーリングが行われている過程においても、頻繁に見受けられる
という点が共通しています。
これは他のヒーリングでも同様ですが、私が行っているレイキ ヒーリングにおいても、クライアントの方が不調を感じると訴えている箇所に手を当てていると、
その箇所に動きを感じる
という現象はよく起こります。
そして、その動きは、ヒーリングの場合においては、
ほとんどのクライアントの方も感じて気づいている
というケースが多いです。
そして、この動きの感じ方としては、
実際の体(物理的な)の動き
の場合もあれば、
体内(内臓や骨格など)の動き
の場合もありますし、
(何かしらの)エネルギー的な動き
の場合など様々あります。
勿論、このような動きに関しては、どれが良くどれが悪いという性質のものではありませんし、動きが無い、あるいは、動きを感じないからと言って、ヒーリングが行われていないというものではありません。
ただ、何かしらの動きを感じたケースにおいては、その後、比較的体調が変化していくのが速い・・・という傾向が見受けられるのは、あくまで私自身の経験から感じる事はありますが・・・
ちなみに、医学的な証明はなされておりませんが、治癒の過程においては体の自然発生的な動きを伴うケースがあるのでは?との観点からの検証などもありますし、このような「無自覚・無意識の体の動き」を治療に取り入れている病院なども、かなり少数ですが国内においても存在致します。
また、例えば肩の痛みなどで、その箇所にヒーリングを行っていると足が動き出し、その後、肩の痛みも緩和したなどのケースも多々ある事から、不調の理由が必ずしもそこ(肩)にある?とは断定出来ないような場合もある事から、ヒーリングを行っている最中に動きが生じた時は、「あるがまま」にさせておく、というのが改善や緩和に繋がっているケースが多いと個人的には感じています。
ここまでは、ヒプノセラピーにおける「動き」と、ヒーリングにおける「動き」をお伝えしてきましたが、
ヒプノセラピーでは心(感情)のブロックが緩む
ことにより、自動書記などの様々な動きも可能になり、
ヒーリングでは体のブロックが緩む
ことにより、先ほどのように様々な観点の動きを感じる
という点が共通しています。
そして、どちらにおいても、
ブロックとは抵抗・葛藤の証
という点も共通しています。
心(感情)と体は繋がっておりますので、
ヒプノセラピーで心(感情)に働きかけると、自然と体へも波及していく
のと同様に、
ヒーリングで体に働きかけると、自然と心(感情)へも波及していく
という双方向かつ同時進行が行われています。
そして、これはどちらが有効とかと言う問題ではなく、あくまでクライアントの方が、どちらのアプローチの方が受け入れやすいのか、あるいは、どちらのアプローチが自分好みなのか、という選択で行いますので、長い目で見ると、行き着く所はどちらも同じという事になろうかと思います。
そして、ここまででヒプノセラピーとヒーリングにおける「動き」という共通点を見てきましたが、ここからは、自動書記と憑依の関連に入っていきます。