浮気の本質には「共依存」が隠されている
という事になります。
つまり、浮気は相手がいなければ成立しません。
と言う事は、浮気とは、
浮気をしている当人同士が、互いに自尊心などを埋めようとしている「共依存」状態でもある
と言えます。
そして、このTOPICSにおいても「繰り返し」お伝えしておりますが、
「共依存」は負のスパイラルに陥りやすい
と言う事です。
そして、これも「繰り返し」ですが、今回のテーマは浮気の「是非」を問うている訳ではありません。
ただ、そこには、
「心」の状態が大きく関与している
という点をあなたなりの学びの視点として考えてみて下さい。
そして、浮気というテーマにおいては、別の視点からの「最近の傾向」という状況も見受けられます。
近頃では年の差が離れた結婚というのも珍しいものではありません。
今では、女性からのプロポーズというのも行われておりますし、法的な整備はまだまだですが、LGBTQの方々同士の婚姻形態についても以前よりは議論の幅も広がってきている状況でもあります。
そして、私が様々なご相談を受けたりしている中で特徴的と感じるのは、女性が年上で男性が年下というケースにおいて結婚を考えるようになった折には、
年上の女性の方が結婚に躊躇いを見せるケースが多い
という傾向です。
明確な基準はありませんが、ここでの女性と男性との年の差は、少なくとも5歳以上離れているケースが多いように感じます。
そして、そこでは女性の方も本当は結婚したいのだけれども、なかなか踏ん切りが付かない、とおっしゃいます。
そこで理由などを様々お聞きしていくと、ある一つの点がネックになっている事が多いです。
それは・・・
自分が年上だから、将来若い女性と浮気をされるのではないか・・・???
との怖れ?に似た「感情」を持っているケースが結構あります。
このような怖れ?に似た「感情」は、今ではほとんど言われなくなってきていますが、「女房と畳は新しい方が良い」などの、本質から外れたかなり古い価値観からも来ているのかもしれません(苦笑)
そして、このような際には自分に次のように問いかけてみて下さい・・・
あなたが男性であれば、将来若い女性と浮気をするのですか・・・???
と。
このような問いかけには、
ほぼ100%の方が、若い女性という理由だけで浮気はしない
とお答えになられます。
このように、相手の男性が自分よりも年下だから、将来は若い女性と浮気をするのでは?と思ってしまう心の底には、
その人が本当は「信じたくない」ものを「信じて」しまっている・・・
という「源」を見つける事で多くのことが解決していきます。
そして、今回の恋愛関係と子育てにも、ある共通点があります。
それは、
あなたの好きな人、あるいは、あなたのお子さんも、あなたの所有物ではない
という点です。
もし、恋愛でも子育てにおいても迷いが生じた際は、この「源」に立ち返ってみて下さい・・・
ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2022年11月19日の第434回目のTOPICS『 3つの落とし穴にご注意を! ~自己憐憫・共依存・責任転嫁~ 』、2018年3月24日の第194回目のTOPICS『 改めて:自分のした事は自分に反ってくる 』などもございます!
※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。