タイムマシーンは発明され得るのか・・・??? ~あなたも既に活用している!?~ 

同様に「今のあなた」は「幼少期のあなたなど」と直接的な接触をする事は禁じられています。
なので、一見すると「幼少期のあなたなど」へ影響力が及ぶとは考えられません。
しかし、「幼少期のあなたなど」を客観的に見かける、あるいは、見つめる事が出来たお陰で、「今のあなた」の中には「次はこうすれば良いのに・・・」「ここが転換期だったなぁ・・・」「もう少し深く考えてから行動すれば良かったなぁ・・・」などのように、

 

やはり「今のあなた」の内面に変化が及ぼされる

 

という事は間違いありません。
なぜなら、「幼少期のあなたなど」を見た事によって、「今のあなた」は少なくとも「客観や俯瞰という視点」を持つに至ったからです。
これは一見すると「未来のあなた自身」に影響を及ぼす事はあっても、「幼少期のあなたなど」へ影響が及ぶ事はないのでは?と思うかもしれません。
しかし、過去にやって来て、「幼少期のあなたなど」を直接見たから「今のあなた」の内面に変化が生じました。
つまり、今、目の前で見ている「幼少期のあなたなど」と、内面に変化が生じた後の「今のあなた」とは、直接的な、言わば、時間的な連続性が分断されてしまう事により、過去の場合は何かしらの変化が生じた瞬間に「過去あるいは今のどちらかのあなた自身」は消滅してしまう事が考えられます(あくまで肉体上という意味です)。

 

このように、過去にせよ未来にせよ、タイムマシーンで向かい、到着した瞬間から「ある変化」が生じ、必ず何かしらに「影響」を与える事が容易に推測されてしまいます。
では、「最小限の影響」という「程度」で収まるのならば可能になるのでしょうか?
ここでは「想像力」を働かせてみて下さい。

 

タイムマシーンが既に発明されているという状況では、タイムマシーンは複数台ある事でしょうし、多くの方が似たような考えや思いを持って過去や未来に向かう事が考えられます。
そうすると「最小限の影響」という「程度問題」という事になりますが・・・この「程度」という問題は解決不可能です。

例えば、同じリンゴを食べても甘さや酸っぱさの感じ方は人それぞれ違います。
お酒をほんの一滴飲めば気持ち良くなる人もいれば、何杯も飲める人もいます。
お賽銭をする時に10円の人もいれば100円の人もいます。
99人の人が直接的な接触を行わないという約束を守ったとしても、中には、自分一人くらいであれば大丈夫だろう、と考える人は必ず出てきます。
つまり、

 

これ位であれば良いだろう・・・

 

という「程度の基準」は人それぞれ違うので、「程度」という「ある守るべき事柄」では規律を保てなくなるのは目に見えています。

では、次に②と④のケースにおいて、「今の自分が存在していない」遠い過去、あるいは、遠い未来ではどうでしょうか?
例えば、「あなた以外の過去あるいは未来の人」との接触は可能と判断された場合であっても、映画やドラマなどでもよく描かれているように、あなたの着ている洋服や身に付けている物、うっかりポケットに入れたままの携帯電話の存在、あるいは、話す言葉自体に違いが生じているかもしれません。
この時点で既に「影響力」を及ぼしてしまう事が考えられます。
そして、何より、

 

接触した人が、「あなた以外の(過去あるいは未来の)人」と断言出来るでしょうか・・・?

 

私はヒプノセラピー(催眠療法)において前世療法なども行っていますが、過去や未来において接触した人が、

 

「前世のあなた自身」・・・の可能性もある・・・
そして、
「前世」が存在するならば、・・・当然のように「(未)来世」も存在する・・・

 

という結論に行き着きます。
そして、仮に「前世あるいは(未)来世のあなた自身」との接触が行われない場合であっても、

 

「今のあなた」のご家族や知人、あるいはご先祖様などの、あなたと関わりのある人の「前世あるいは(未)来世の存在」との接触が知らずに行われてしまう・・・

 

という可能性は、かなりの高い割合で起こり得るかと思います。

このように、今の自分が存在しているか否かに関わらず、タイムマシーンで向かった先において、何かしらの影響も残さないことが不可能とすると、タイムマシーンは発明され得ない・・・?のでしょうか・・・

・・・一つだけ過去と未来への影響を全く残さないようにタイムマシーンを活用出来るケースがあります。
それは、