赤ちゃんからも学べますよ!!! ~ミルトン・エリクソンのメタファーから~

エリクソンのセッションの特徴は、当たり前の日常の中での気づきをもたらす手法など様々ですが、取り留めもなく感じるお話をしていく中で、それを聞いている人の潜在意識の中に直接語りかけているという点があります。
なので、今回のTOPICSをここまでお読み頂いても、特に自分の中では変化した感じがしないと思われる方も多くいらっしゃる事でしょう。
ただ、あなたの潜在意識の中にはしっかりと語り掛けられていますので、それを、これから先、受け入れるのか受け入れないのかの選択と決断はあなた自身が握っています!

 

そして、ここから先は今回のテーマを選んだ理由の一つを見ていきます。
私達の多くは、ある一定の年齢になると、

 

出来る事に目を向けず、出来ない事に目を向ける

 

という傾向がとても多いです。
この一定の年齢というのは、30歳かもしれませんし、60歳、あるいは、80歳かもしれませんが、人それぞれ様々です。
皆さんも、

 

もう、この年(年齢)だから・・・

 

という言葉を聞いた事はありませんでしょうか?あるいは、ご自身でも使った事はないでしょうか?
そして、この、「年(年齢)」だから・・・「出来ない」・・・という時の内容のほとんどが、

 

身体上の事のみに目を向け過ぎている

 

という特徴があります。
確かに、80歳を超えてから短距離を始め、100メートル走をして10秒を切る、という目標などは難しい面もあることでしょう。
しかし、そのような何かしらの目標を設定し、それをクリア出来た時の達成感などを感じられる、

 

心が感じる事には無限の成長がある
そして、
心の成長には身体上の年(年齢)は全く関係ない

 

という真実が存在しています。
つまり、

 

身体上での成長はなかなか見込めないと思い込んでいたとしても、それは心には当てはまらない

 

という事です。
身体上で成長が見込めないからと言って、それを、心の分野にまで広げる理由もメリットもそもそもありません。
しかし、

 

心を成長させ続ける事により、身体上の事も出来る範囲内でそれに追いつこうと働いてくれる

 

という点も、心と身体がしっかり絆を持って繋がっているというのも真実です。
あなたの年齢が何歳だろうが、

 

少なくとも心の成長においては赤ちゃんと同じ無限の可能性が、常にこれから先もあなたに開き続けている

 

という点を意識する事で、出来ない事に目を向けるのではなく、出来る事に目を向けるように次第になっていく事と思います。
そして、そのような視点を持つという事は、心のみならず、身体にも自然と反映されていきますので!

 

ちなみに、今回のエリクソンと関連したテーマと致しましては2019年6月15日の第258回目のTOPICS『 最近注目?の「レジリエンス」について 』、2016年11月20日の第124回目のTOPICS『 目標は大きく、歩みは小さく ~エリクソンの症例から~ 』などもございます!

 

※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。

☆ カウンセリング.COM

☆ 心理カウンセラー.COM