赤ちゃんからも学べますよ!!! ~ミルトン・エリクソンのメタファーから~

第153回:『 赤ちゃんからも学べますよ!!! ~ミルトン・エリクソンのメタファーから~ 』
【 参照キーワード:赤ちゃん、学ぶ、ミルトン・エリクソン、メタファー、暗示文、ヒプノセラピー 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

ところで先日、10年程前に放映されていた、あるTVドラマを観ていました。
すると、そこで、ふと、改めて気づかされたことがありました。
あまりにも当たり前過ぎて、忘れていたと言った方が適切かもしれませんが・・・それは、

 

赤ちゃんは日々(1日1日)出来ることが増えていく

 

という事実です。
よく考えても、あるいは、よく考えなくても、当たり前の事なのかもしれませんが、日常の中には、まだまだ気づかされる事が一杯あるということも改めて自覚しました。
そして、この赤ちゃんの事実を表現を変えると、

 

赤ちゃんは日々(1日1日)成長し、可能性を実現させている = 出来なくなるという可能性すら存在しない

 

とも言えるかもしれません。
そこで、今回は「赤ちゃんからも学べますよ!!! ~ミルトン・エリクソンのメタファーから~」というテーマでお届け致します。

 

なお、赤ちゃんが日々出来ることが増えていく、という点についてですが、身体上やあるいは先天的な症状などの様々な事情により、ある赤ちゃんが1週間で出来るようになる事が、1年以上掛けて出来るようになる赤ちゃんもおります。
また、ある赤ちゃんが1年間で10個出来るようになる事もあれば、同じ1年間で出来るようになる事が1~2個という赤ちゃんもおります。
これは、人それぞれ様々な個性や事情というものもありますし、成長のペースも人それぞれですし、それで全く大丈夫ですので、もし、赤ちゃんの子育て中で何かしらのお悩みを感じている方がいらっしゃれば、他の方の赤ちゃんと比較することなく、あなたのお子さん自身を見つめて上げて下さい。
それと、オネショや指しゃぶりなどに関しては、出来なくなるという訳ではなく、必要なくなったからしなくなるという見方になります。

 

では、今回のテーマを進めていくに当たりまして、度々このTOPICSにもお越し頂いている催眠療法家のエリクソン 氏にご登場願います。
エリクソンはクライアントとのセッションにおいて、100人のクライアントがいれば、少なくとも100通りの違った内容のセッションを行っていました。
つまり、誰一人として同じ症例というものはなく、全てのセッションがクライアントに対するオリジナルなものとして行われていました。
このような方針により、エリクソンは自らの手法をマニュアル・体系化することを嫌い、現在まで残っているセッション内容の記録などはごく僅かしかありません。

 

そこで、今回は僅かに残っているエリクソンのセッションを皆さん自身の体験として楽しんで頂ければと思います。
つまり、これから進めていく内容については、あなたとエリクソンとの時空を超えた唯一無二のセッションになります。
このTOPICSをお読み頂いた方の数と同じだけのセッション数が存在することになります。

それと、以下からエリクソンがあなたに話しかけていきますが、その中でエリクソンが「彼」と呼んでいるのは、実は「エリクソン自身」のことであり、「あなた」というのは「他ならぬあなた自身」のことを指しています。
エリクソンの言葉通りに赤ちゃんをイメージしても良いですし、あるいは、あなた自身が赤ちゃんになったつもりで身体を動かしても良いと思います。
では、あなたの潜在意識に直接変化を及ぼす、エリクソンとのセッションの旅を、しばしの間、楽しんでみて下さい・・・