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変化のプロセスはわらしべ長者?

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

立春も迎え、徐々に春の兆しも見えてこようかという季節です。
そこで、今回は「変化のプロセスはわらしべ長者?」というテ-マでお伝え致します。

皆さんも小さい頃にわらしべ長者の物語は一度は聞いたことがあるかと思いますが、今回のテ-マを進めるに当たりまして、まずは今一度、この物語のスト-リ-を簡単におさらいしてみます。
なお、わらしべ長者のスト-リ-は複数存在しますが、今回のおさらいのスト-リ-は私も小さい頃によく観ていた、「まんが日本昔ばなし」を土台としております。
では、スト-リ-のおさらいを始めます。

 

ある男性が運を開きたいと観音様に願掛けを行いました。
すると、観音様が現れて「お堂を出る際に初めて手にしたものを大切にして、西へ向かいなさい。」と男性に告げました。
そこで、西へ向かうべくお堂を出ると、男性は一本の藁(わら)を拾います。

そして、西へ向けて歩き出すとアブ(蜂)がまとわりつくので、手にしている藁(わら)でそのアブ(蜂)を括り付けてそのまま歩き続けていました。
すると、泣いている赤ちゃんがいたので、その藁(わら)に括り付けたアブ(蜂)を赤ちゃんにあげたところ、その子は泣き止みました。
泣いて困っていたその子の母親は、男性にお礼として蜜柑(みかん)をくれました。

その後も歩き続けていると、喉が渇いて水を欲しがっている女性に出逢いました。
そこで、男性は水の代わりにでもと思い、その女性に蜜柑(みかん)をあげました。
その女性は助けてくれたお礼に、男性に上等な絹の反物をあげました。

そして、また歩き続けていると、お侍さんに出逢いました。
お侍さんは急いでいるのですが、馬が病気で弱ってしまって動けなくなり困っていました。
すると、そのお侍さんは馬をあげる代わりに、絹の反物をくれないかと言うので、交換してあげました。

そして、その馬を介抱して元気になって歩き始めたところで、ある長者に出逢いました。
その長者は男性が連れていた馬を大層気に入り、千両で売ってくれと、男性に申し込みました。
その金額に男性はビックリして、失神してしまいました。

すると、その長者の娘さんがその男性を介抱してくれて、男性はほどなく元気になりました。
そして、その娘さんをよく見たところ、その人は、先ほど蜜柑(みかん)をあげた女性でした。
長者もその女性もこの男性を大層気に入り、その後、二人は結婚して幸せに暮らしたとのことでした・・・。

 

スト-リ-は思い出されたでしょうか?
おそらく、このわらしべ長者は、「何が幸せに繋がるか分からない」という視点と、「(西へ)向かって歩き続ける」という視点がテ-マとして含まれているのかもしれません。
では、このわらしべ長者から今回のテ-マでもある「変化のプロセス」に移ります。

 

主人公の男性は運を開きたいとの思いを「決意」し、そして、西へ向かって歩き続けるという「行動」を実行に移しました。
そして、男性が入手していったものは、藁(わら)、アブ(蜂)、蜜柑(みかん)、反物、馬、そして、女性との出逢い、という変遷を経ています。

 

私達も何かを「決意」し、そして、その「決意」を遂げようと「行動」に移していきます。
そして、思いを「決意」し、それを「行動」という形に現していくと、必ず「変化」というものが訪れます。
しかし、その「変化」というものが訪れた時、その現れ方は、

 

一見すると自分の「決意」とは無関係

 

に思えてしまうことも多々あります。
そして、多くの場合、やはり何も変わらなかった、あるいは、変えていくのはやはり難しい、などのように途中で諦めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、これをよく見てみると、

 

何かしらの「変化の兆し」には気づいている

 

という「変化」は訪れています。
ただ、その「変化」が、

 

自分の「決意」とは違うもの・関係ないもの、という思い込み

 

が邪魔をしていることがあります。
そして、違うもの・関係ないもの、という判断をしているということが、すでに「変化の兆し」として現れているということです。
なぜなら、「決意」をし、そして、「行動」に移していなければ、

 

違うもの・関係ないもの、ということにすら気づけていないはず

 

だからです。
しかし、ここから先に進むということに躊躇いや諦めが出てしまう気持ちもよく分かります。
では、このような「変化のプロセス」においては、どのようにすればよいでしょうか?
それは、

 

違うもの・関係ないもの、という判断を下さない

 

ということです。
もっと表現すると、「変化のプロセス」においてあなたが手にしたもの、目や耳にしたものに対して、

 

良い悪いなどの価値判断を下さない

 

とも言えます。
つまり、「変化のプロセス」においては、

 

ニュ-トラル(中立)な姿勢を保ち、結果に執着しない

 

という心構えも役に立ちます。
そして、その後も、

 

ニュ-トラル(中立)な姿勢で歩き続ける

 

という「行動」を継続するということに繋がります。
そして、歩き続けているうちに、「変化の兆し」があなたにとって望ましい・好ましいと感じる度合いが増大してきた際は、

 

そのポジティブな感情を味方につけ、歩みを加速させる

 

ことで、望ましい「変化の結果」に繋がっていきます。
ここまでは、何かの決意や誓いや願望などが実現され得る「変化のプロセス」を見てきました。

では、ここからは別の視点からの「変化のプロセス」を見ていきます。
私は医師ではないので「治る」や「良くなる」などに関してコメントは出来ませんが、カウンセリングやセラピ-・ヒ-リングなどを通して、「変化のプロセス」にはある一定の法則が見受けられることも多いと感じています。

 

例えば、あなたが「不安」という症状で悩んでいると仮定します。
そして、この不安の最大値を「10」と仮定し、「変化のプロセス」においてはこの「10」という数字がどのように最小値たる「1」までの変遷を辿るのかを見ていきます。
なお、最小値を「1」としているのは、「不安」なども含めた感情が「0」になることはあり得ないのと、また、「0」にする必要性もないことから設定しています。

 

では、変遷たる「変化のプロセス」を一緒に見ていきましょう。
「不安」に悩んでいるあなたが、例えば現状を変えたいと「決意」し、カウンセリングや、あるいは、信頼をおける誰かに相談をしようと「行動」に移すとします。
この相談をする前の「不安」の数値は、

 

最大値の「10」

 

です。
そして、あなたはカウンセリングや誰かに実際にお話をし、あなたにとって役に立ちそうなアドバイスを貰いました。
そのことにより、あなたの心は幾分軽やかになり、

 

「不安」の数値は「8」まで減少

 

したと感じます。
少しの自信を持ちつつ、あなたはその後の日常生活を送っていきますが、何かしらの状況や出来事に出会うことで、また「不安」を感じ始めます。
そして、あなたはこう思い始めます。

 

せっかく良くなってきたと思ったのに、また元に戻ってしまった・・・

 

と。
そして、ここが最大のポイントになります。
実はこれは、元に戻ってしまった・・・「不安」の最大値「10」の状態に戻ってしまった・・・のではなく、

 

「不安」の数値が「9」の感情を味わっている

 

という状態です。
この時、あなたは「不安」が「10」の状態であると思い込んでいますが、実際は、

 

以前と比較しても「10」から「9」という、「1」減った状態

 

にあるということです。
そして、ここで何かの本を読んだり、あるいは、再度カウンセリングを受けたとします。
そして、新たな何かに気づき、あるいは、さらに役立ちそうな言葉や方法を手に入れます。
すると、あなたの

 

「不安」の数値は「7」

 

という状況に改善されていきます。
前よりも気分や調子が良くなり日々の生活を送っていきますが、以前と似たような出来事や状況において「不安」を感じ始めます。
そして、ここで味わっている

 

「不安」の数値は「8」

 

という状態になっています。
ここまでで、ある一定の法則というのを見抜けましたでしょうか?
ここでの一定の法則、つまり、「不安」という感情が変遷を辿る「変化のプロセス」の数値は、不安を感じている時を「☓」とし、調子が良い時を「〇」と表すと、

 

10(☓) → 8(〇) → 9(☓) → 7(〇) → 8(☓) → 6(〇) → 7(☓) → 5(〇)・・・・・

 

というように、増減を変遷して辿っているということです。
つまり、緩やかな「山あり谷あり」のような曲線を経ていくということです。
そして、実際には「☓」という不安の状態は最初の「10」の時のみです。
従って、上記の一定の法則の「9(☓)」「8(☓)」「7(☓)」の状態は、正確には「9(△)」「8(△)」「7(△)」ということです。
なぜなら、あなたが変わろうと「決意」を持ち、何かしらの「行動」を取ったことによって、

 

「不安」は変わらざるを得ない

 

という動力が働くからです。
つまり、あなたが元に戻ったと思い込んでしまう「不安」の状態は、元の「10」ではなく、

 

必ず「10」よりも減った数値・状態、であると理解する

 

ということがとても大切になってきます。
なぜなら、あなたが元の状態に戻った、あるいは「不安」が「10」の状態だと思い込み続けてしまうことで、実際にあなたは「不安」が「10」の状態を味わってしまうからです。
このようなことが起こるのは、

 

良くも悪くもあなたは不安が「10」の状態に慣れてしまっている

 

という側面が無意識の元で働いています。
なので、あなたが「決意」し、何かの「行動」に移すことで、「不安」は必ず「変化のプロセス」を辿らざるを得ず、「不安」を感じた時でも以前の「不安」とは量も質も違い減少していると理解して下さい。

 

そして、この「変化のプロセス」が何故このような緩やかな「山あり谷あり」のような曲線を辿るのかというと、例えば「不安」が「10」から「5」へ、あるいは、「不安」が「10」から「3」へと辿るとすると、

 

変化の度合いが極端であればあるほど、良くも悪くも心と体に衝撃を感じてしまう

 

からです。
今まで良くも悪くも「不安」が「10」の状態に慣れてしまっている状況の時には、急激な変化というのは心と体に負担を感じやすくなってしまいます。
故に、私達の心と体というのは、自分に負担を与えぬよう、緩やかに「変化のプロセス」を辿るというケ-スが圧倒的に多いです。
勿論、個人差があることと、それぞれの状態が全て同じではありませんので、その人が負担を感じない範囲で、「不安」が「10」から「5」や「3」に変化を遂げていくこともあり得ます。

そして、多くの場合、「不安」が半分程度の「5」を下回っていくと、心や体への負担も減るという意味合いで、

 

変化はさらに加速し、次第に「不安」があまり気にならなくなる

 

という状態になっていきます。
先ほども述べましたが、「不安」が「0」になることはありませんし、それは必要のないことです。
過度に「不安」に苛まれているからこそ辛く悩む状態であって、

 

「不安」は多少感じることもあるけれど、それに振り回されなくなった(以前よりもさほど気にならない)

 

という状態がある意味適切でもありますし、私達の誰もが同じです。
当然のことながら私も「不安」「怒り」などの感情を感じる時もあります。

 

そして、「変化のプロセス」には必ずしも「長い時間がかかる」という訳ではありません。
ただ、心や体に衝撃という負担を与えぬように、その役割の一つとして「時間の経過」というのも含まれています。
そして、ここでの「時間の経過」というのは「決意」したことを「行動」を通して「継続する」という意味合いです。

 

このような「変化のプロセス」は自然界にも当てはまります。
そろそろニュ-スなどでは「三寒四温」という言葉が聞かれるようになってくると思います。
昨日が気温「5℃」で、今日が気温「30℃」と変化すれば、体は勿論のこと、私達の気分にも衝撃を与えることと思います。

あなたが「決意」し「行動」に移すことで「変化のプロセス」が働き、必ずあなたにも「変化」が訪れることを信頼してみて下さい!

2017年2月9日 04:02

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