変化のプロセスはわらしべ長者? ~不安などの感情の揺れ動きへの対処法も~

自分の「決意」とは「違うもの・関係ないもの」という思い込み

 

が邪魔をしていることがあります。

そして「違うもの・関係ないもの」という判断を下しているということが、すでに「変化の兆し」として現れているということです。

なぜなら、「決意」し「行動」に移していなければ、

 

「違うもの・関係ないもの」ということにも気づけていないはず

 

だからです。

しかし、ここから先へ進むということに躊躇いや諦めが出てしまう気持ちもよく分かります。

では、このような「変化のプロセス」において、どのようにすれば良いのでしょうか?

それは、

 

「違うもの・関係ないもの」という判断を下さない

 

ことです。

もっと率直に表現すると、「変化のプロセス」の道中であなたが手にしたもの、目や耳にしたものに対して、

 

「良い悪い」などの価値判断を下さない

 

とも言えます。

つまり「変化のプロセス」では、

 

ニュートラル(中立)な姿勢を保ち結果に執着しない

 

という心構えが役立ちます。

そして、その後も、

 

ニュートラル(中立)な姿勢で歩き続ける

 

という「行動」を継続する大切さに繋がります。

そして、歩き続けている内に「変化の兆し」があなたにとって「望ましい・好ましい」と感じる度合いが増大してきた際は、

 

そのポジティブな感情を味方につけ歩みを加速させる

 

ということが望ましい「変化の結果」に繋がっていきます。

ここまでは何かの決意や誓いや願望などが実現され得る「変化のプロセス」を見てきました。

 

ここからは別の視点から「変化のプロセス」を見ていきます!!!

 

 

【 数値でイメージ&錯覚に陥らない 】

私は医師ではないので「治る」や「良くなる」などに関してコメントは出来ませんが、カウンセリングやセラピー・ヒーリングなどを通して「変化のプロセス」にある一定の法則が見受けられることも多いと感じています。

 

例えば、あなたが「不安」という症状で悩んでいると仮定します。

この不安の最大値を「10」と仮定し、「変化のプロセス」において「10」という数字がどのように最小値たる「1」までの変遷を辿るのかを見ていきます。

なお最小値を「1」としているのは、「不安」なども含めた感情が「0」になることはあり得ないのと、「0」にする必要性もないことから設定しています。

 

では、変遷たる「変化のプロセス」を一緒に見ていきましょう!

「不安」に悩んでいるあなたが現状を変えたいと「決意」し、カウンセリングや信頼をおける誰かに相談しようと「行動」に移すとします。

この相談をする前の「不安」の数値は、

 

最大値の「10」

 

です。

そして、あなたはカウンセリングや誰かに実際にお話をし、あなたにとって役に立ちそうなアドバイスを貰いました。

そのことにより、あなたの心は幾分軽やかになり、

 

「不安」の数値は「8」まで減少

 

したと感じます。

少しの自信を持ちつつ、あなたはその後の日常生活を送っていきますが何かしらの状況や出来事に出会ったことで、また「不安」を感じ始めます。

そして、あなたは「せっかく良くなって来た」と思ったのに、

 

また元に戻ってしまった

 

と思い始めます。

そして、ここが最大のポイントになります!

実はこれは、「不安」の最大値「10」の状態に戻ってしまったのではなく、