第453回:『 教え教わるという繋がりと重なり ~三原マジックより~:後半 』
【 その他参照ワード:WBC、栗山英樹、大谷翔平、二刀流 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
前回に引き続き、
《 美談 》として捉えない!!!
という点を、今回も最初に頭に入れて下さい!
そして、これも前回と同じく、番組『 プロ野球 マジックの継承者たち WBC栗山監督と名将のノート 』(NHK)を眺めます!

【 視点をしなやかに保つ 】
栗山 英樹 氏の手元にある三原ノート(由来などは前回のTOPICSを参照)はコピーです。
ただ、栗山 氏は、
読み直す(読み返す)都度・・・
新たなコピーを取り・・・
印象に残る言葉にアンダーラインを引いている・・・
という事をしています。
そして、
読む毎に、アンダーラインを引く箇所が《 毎回違う 》
との事ですが、それに関する栗山 氏のコメントです、、、
栗山 氏:
『 読み直す時は、新しいのを(新しくコピーしたノートを)読むんですよ。 で、線を引くんですけど、全部そのタイミングで(その時々の自分が置かれている状況で)、読み比べると引っ張る線の場所が違うんですね。 で、多分、今までとは違う所に自分が気になるはずなので、多分それが、(三原 氏から) “ お前にはヒント上げたよ ” っていう風に、、、 』

ところで、TOPICSで幾度も伝えているのが、
人それぞれ見ている景色や光景は違う!!!
との視点です!
そして、この視点は、
自分が自分を見る時も、同じく当てはまる!!!
という事です!
そして、この《 見ている景色や光景の違い 》とは、
《 多様性や考え方の違い 》の尊重に結び付くと同時に・・・
私達は常に《 一つの景色や光景だけ 》を見ているのではなく・・・
必ず《 同時に複数の景色や光景 》を見ている!!!
というのが事実であり真実です!
そして、この視点は、
特に《 教える際の 》大切な意識や姿勢やスタンス!!!
になります!

【 相手の思い込みに気づく 】
三原ノート:
《 勝負は実力5、運3、調子2の割合である。 勝負には不思議に得手と苦手がある。 自分では何とも思は(わ)なくとも相手がそう思い込む所に利点があり、又、不利点もある。 》
ところで、「棚からぼた餅」という、偶然を装った幸運を表現する言葉もあります。
ただ、同じくTOPICSで繰り返し伝えているのが、
(幸)運とは・・・
《 自分のした事は自分に反ってくる 》という以前に・・・
《 下地を成らしている(基盤を創り上げている) 》事が大前提!!!
という視点です!
また、言葉を変えると、機会やチャンスなどの《 巡り合わせ 》になりますが、
人との出逢いも巡り合わせであり・・・
(幸)運を運んでくれるのも・・・
《 これ迄に 》関係があった人に限られず・・・
《 今までは 》関係がなかった人からも運ばれる・・・
それに《 気づけるかどうか 》は自分次第!!!
という事です!

そして、素敵な出逢いや巡り合わせを望むのが、人の《 偽らざる本音 》です(笑)
ただ、
時に、自分では全く悪気も無く・・・
無意識からの言動であっても・・・
知らず知らずの内に誰かを傷付けている・・・
などの出来事は起こります。
つまり、自分の意識や姿勢やスタンスとは全く関係無く、
相手が傷付けられたと思い込む事で・・・
相手には、それが事実(実感)となる・・・
という事です。
故に、事前に回避する際に役立つのが、
コミュニケーションでトラブルになりがちなのは・・・
意見や見解の相違である事は少なく(その可能性は低く)・・・
お互いに敢えて《 避けている隙間(話題) 》に生じやすい!!!
との視点の活用です!

そして、
《 教わる側 》では・・・
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」・・・
《 教える側 》では・・・
「迷いや悩みに大きいも小さいもない」・・・
つまり、教わる側と教える側の、
双方の立場での感じ方の違いを想像する!!!
という事も役立ちます!

【 長所と短所への応用 】
三原ノートには、『 得手、苦手、利点、不利点 』との言葉も登場しました!
そこで、
長所は、ドンドン伸ばし続ければ良いと同時に・・・
短所は、出来る範囲内で実践を積み重ね続ければ・・・
いつしか自然と長所に近づく(伸びていく)!!!
という感じで、シンプルに捉えて下さい(笑)