そして、『 得手、苦手、利点、不利点 』との言葉も出ておりましたが、
長所はドンドン伸ばし続ければ良いし・・・
短所は出来る事を出来る範囲内で積み重ね続けていけば・・・
いつしか自然と長所に近づいて(伸びて)いく!
という点からも、やはり《 表裏一体 》という《 二者択一 》ではなく、ここでも《 繋がりと重なり 》が見て取れるという事になります!
三原ノート:
【 勝負には実力とは別に心理戦と運がつきまとう 】
【 有利な心理戦を展開する、その判断が監督の役目である。
有利な心理戦とは、先を見通す洞察力だと言へ(え)る。 】
ところで、「心理(戦)」と聞くと、
相手は自分の事をどのように見てどのような《 評価 》を抱いているのか・・・
という《 相手の心理(心の内) 》にばかり目が向きがちになり・・・
自分は相手をどのように見てどのような《 判断 》を下しているのか・・・
という点には《 自分では 》なかなか気づき辛い・・・
というのは私自身も含め、おそらく多くの方々に当てはまる事でしょう(笑)
先程は『 (コミュニケーションにおけるトラブルは)お互いに敢えて《 避けている隙間(話題) 》に生じやすくなる・・・ 』とお伝えも致しましたが、
コミュニケーションとは《 自分自身との対話 》も含まれる!
という事になります。
ここから《 視点を派生 》させていくと、
出来る範囲内で大丈夫なので・・・
出来るだけ《 自分自身に「嘘」は付かない 》!
との姿勢やスタンスが大切で必要となって参ります!
そして、特に近頃ではSNS等の普及と発展と同時に、
一目で分かりやすい(理解しやすい)現象(動画やキャッチフレーズなどの言葉も含め)に目を奪われている・・・
という傾向が顕著に高くなっております。
勿論、このような事の全てが悪いという意味でもありませんし、ほんの短い時間でも何かに触れホッコリした気持ちになったりするのは大切で素敵な事です(笑)
ただ、《 情報の9割(ほど)は視覚から入る 》とも言われておりますが、これも最近では、
《 文章を読む 》《 文章を読める 》人が極端に少なくなって来ている・・・
という傾向も高くなっております。
ここには《 行間を読めなくなる(相手の気持ちを推し量れなくなる) 》との面にも結び付いていきますが、
書き言葉と話し言葉(伝える言葉)は違い・・・
読み言葉と話し言葉(聞く言葉)も違う・・・
という事が判別出来なくなっていく事にも結び付いていきます。
つまり、
文章が読めなくなると・・・
次第に相手の話を理解するのが難しくなり・・・
それと同時に自分で伝える内容も拙(つたな)くなっていく・・・
それで面倒になってコミュニケーション不全に陥ってしまう・・・
という《 負のスパイラル 》が形成されてしまう怖れもあります。
書くにせよ、読むにせよ、話すにせよ、聞くにせよ、「急がば回れ」のように《 丁寧を心掛け手間を惜しまない 》というのが、コミュニケーションにおける《 誰にでも出来る 》魔法!?のような手法になります(笑)