教え教わるという繋がりと重なり ~三原マジックより~:後半

三原ノート:
【 調子のいい時に勝ったり、成績が良かったりするのは当(た)り前の事で誰にでも出来る事だ。
  悪い時に辛棒(辛抱)を積み重ねて努力し忍耐によって立(ち)直る事こそ大切である。 】

 

ところで、最近は《 インスタント思考 》と呼ばれるように、《 早急に結果だけを求め過ぎている 》という傾向も、これも顕著に高くなっております。
このような事は、お仕事の場面に限らず、他のあらゆる場面でも、

 

教える側と教わる側の両方の《 心の余裕 》を失わせる・・・

 

という事に結び付きやすくなります。
故に、これもTOPICSでお伝えしております、

 

朝には・・・《 思い立ったが吉日 》!

昼(日中)には・・・《 人事を尽くして天命を待つ 》!

夜には・・・《 果報は寝て待て 》!

 

という姿勢とスタンス、そして、このような《 「思い・言葉・行動」の一貫性を保つ 》という事で、次第に自らの《 軸や芯 》が、より強固なものに確立されていきます!

 

では、ここでシンプルな視点として、番組でも紹介されておりました三原 氏の著作の『 勝つ 戦いにおける“ツキ”と“ヨミ”の研究 』から一つだけ見てみます!

 

【 「花は咲かせるときに咲かせておけ」
  咲かせるときに十分に咲かせてやるのが本人にプラスになるのだ。
  後生大事に花の開くのを控えていたら水がなくなるかも知れない。
  どういうことが待っているかわからないのだ。 】

 

ところで、以前のTOPICSではメタファー(比喩や暗喩)として、以下のお話をさせて頂いた事があります。

 

種を植え水をやり一生懸命に育てているのに芽が出ない・・・

更に一生懸命に芽が出るように見守っているにも関わらず・・・

芽が出る箇所に当たる《 太陽を遮っている 》のは・・・

《 自分自身(の頭) 》であった・・・

 

と、、、

では、もうそろそろで終わりになりますので、今少しご辛抱!?を(笑)

この三原ノートにおける《 序文(ノートを貫いている方針) 》として以下の事が書かれております。

 

三原ノート:
【 野球の総(すべ)てを一定の型にはめる事は出来ない、即ちあらゆる状況にあてはまる型というものはない、基本型はあるが、これが総てではない、基本型を状況に応じて変化させて使いこなして行く、これが野球の技術であり勝負である。 】

 

そして、先程の(現在の)中西 氏が、この番組の主人公でもある(現在の)栗山 氏への評価として次のように語っておられました。

 

中西 氏:
『 彼は本当に勉強家でね、まぁ三原さんの全ては吸収できへんけど、私が繋いだ役だけど、まぁ色々な本を読んだり、色々なノートを写しをもって話を聞く人で、腹の底にはそういう胆力は持っとると思うな。
  洞察力まね(真似)しとるよ、勉強しとるよ。 』

 

ところで、ここもTOPICSでは繰り返しお伝えしている点ですが、