【 コミュニケーションに活用出来る角度という視点 】
そして、最後の難関が大気圏突入時の進入角度です!!!
角度が「深い」と高熱で船体は破壊され、角度が「浅すぎる」と大気圏に弾かれ宇宙を彷徨い続ける事になります。
許される角度の幅は「7.7度」から「5.3度」の僅か「2.4度」しかありません、、、
ところで、コミュニケーションは「対話」や「会話」とも表現出来ます。
そして、この中には「質問」も含まれます。
最初から相手と「相対立」する意見や考えを投げ掛けてしまうと、多くの場合では「弾かれる」でしょう(笑)
かと言って、何でもかんでも「受け入れて」いては、次第に相手から「コントロール(支配)」されるリスクも生じます。
相手を「理解する」為には、その前に「知る」事が必要です。
そして「知る」為には、「質問」する事が大切です。
相手への「質問」の「進入角度」を考えたり、そして変えてみると、意外な反応!?が返って来るかもしれません(笑)
【 協力という魔法 】
こうして、全ての問題をクリアし、アポロ13号は無事に地球に帰還出来ました!!!
このアポロ13号の出来事は「人類が初めて体験した」宇宙での大事故ですが、それと同時に、
《 成功した失敗 》
と呼ばれています、、、
その証となるのが、技術者の一人とマッティングリーの言葉に見出す事が出来ます、、、
ある技術者:
『 あれ以来、取るに足らない仕事は無いと思うようになったよ。 今やっている事がどんな効果をもたらすのか分からない。
いつミッションで役に立ったり、ひょっとして人の命を救ったりするかもしれないだろ。 自分の役割を凄く誇りに思っている。 』
マッティングリー:
『 いくつかの場面で、どこかの時点で、一人一人が重要でした。
あの救出劇はまさに魔法のようでした。 映画では伝え切れていませんがね。
2~3人が大きな役割を果たしたように映画では見えましたが、実際には何千という人達の助けがあったからこそ、初めて可能だったのです。
それが真実です。 』
では、今回は締め括る必要もなさそうですが、一言だけ(笑)
【 魔法を出現させるには 】
この世に都合の良い魔法は存在しません、、、
しかし、
「都合」とは「相手」が存在して初めて成り立ち得る
ものです。
自分一人だけであれば「自由」なので「都合」は生じようがありません(笑)
そして、それは、
コミュニケーションも協力も同じ
というのは理解出来るでしょう。
すると、
この世に魔法が出現する!!!
と言う事です(笑)
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・ 『 華岡青洲に学ぶ丁寧という姿勢 ~活物窮理を人間関係に当てはめる~ 』
・ 『 時には「厳しさ」を活用したコミュニケーションも ~見て見ぬ振りは真の優しさ!?~ 』
・ 『 急がば回れ・・・誰にでも可能な「丁寧」という視点 ~人の心を感動させるのは何か~ 』
・ 『 潜在意識は覚えている ~イップスなどの症状とヴィパッサナー瞑想~ 』
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