分断させての接近という(自己)矛盾 ~人獣共通感染症とパンデミックから~

【 森林伐採も原因 】

リチャード・スイレ上級講師は、他にも次の通り話します、、、

 

リチャード・スイレ上級講師:
『 人間が動物にかなり近寄っているんです。 森林伐採などの活動を通じてね。 』

 

ガーナでは、炊事に使われる木炭は生活必需品です。

ただ、木炭作りが人獣共通感染症のリスクになっている面もあります。

なぜなら、

 

木炭作りが森林伐採の拡大要因であるのに加え・・・

木を切り開く為に、人間が野生動物達の住処に入り込み・・・

森から野生動物を追いやっている・・・

 

からです。

 

 

ただ、多くの場合では、森林伐採を好んでやっている人は多くありません。

なぜなら、他に仕事が無く、家族を養う為に従事せざるを得ないからです。

あるいは、他にやりたい仕事はあるものの資金(元手)が無い、また、子ども達を同じ目に遭わせない(同じ仕事をさせない)為に、学校に通わせる為にお金が必要など事情も多いです。

 

【 他人事ではない「いたちごっこ」 】

ガーナの昔からの主要産業の一つである、金の採掘も関係しています。

なぜなら、金の採掘の際に水を溜める場所を確保する穴が必要で、数多くの穴を作る為に森林を伐採し続けているからです。

 

そして、土地開発には許可が必要であるにも関わらず、

 

多くの開発行為が無許可で行われ・・・

最近は監視や摘発に力を入れる為に・・・・

軍も投入されている・・・

 

というのが実状です。

 

そして、同じく従事する人の多くが違法と知っています。

更に、とても危険な作業にも関わらず、従事する理由には、

 

お金が必要という「背に腹はかえられない」

 

という実状だからです。

 

 

しかし、

 

同じく実状は「いたちごっこ」

 

です、、、

 

ここ迄のブッシュミートの取引、森林伐採や金の採掘による自然及び環境破壊が、人獣共通感染症によるパンデミック発生のリスクを高めています。

そして、多くの人の困窮した生活環境を踏まえた上で、コフィ・ボネイ博士は次の通り話します、、、

 

コフィ・ボネイ博士:
『 全ては経済的な動機です。 みんなお金が無いんです。 だから未来の事など構っていられないんです。 悲しい事ですけどね。

  森林破壊とか都市化とか全ての国がやっている事です。 次のパンデミックはガーナから始まるかもしれませんし、どこの国でも可能性はあります 』

 

 

では、番組の紹介はここで終了です!

 

【 分断を引き起こし続ける人間 】

インタビューに出て来た、言葉の「端々(はしばし)」にも現れている通り、

 

私達人間が、植物を自然から分断し・・・

私達人間が、動物を自然から分断し・・・

私達人間が、植物と動物を分断し・・・

 

一方で、私達人間は、植物や動物の気持ちもお構い無しに・・・

自然界(生態系)に土足で踏み入っている・・・

 

というのが実状です、、、