心が置き去りにされている現代 ~コロナ禍の精神科病院から~

第391回:『 心が置き去りにされている現代 ~コロナ禍の精神科病院から~ 』
【 参照キーワード:コロナ禍、精神科病院、クラスター、隔離収容政策、優生保護思想 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

ところで、特にここ1年程のTOPICSにおきましては、

 

「思い・言葉・行動」(の一貫性を保つ)・・・

そして・・・

「真の動機」(を問う)・・・

 

という、この2つの点だけを繰り返しお伝えさせて頂いていると言っても「過言」ではありません。
そして、同じくこのTOPICSにおきましては、様々な番組等も素材として提供(活用)して来ておりますが、その理由の一つには、お仕事や家事や育児や、あるいは、介護等その他の事柄も含めまして、多くの方がお忙しい中にあり、一人で落ち着く時間すら取れないという方々がとても多いからです。
そして、このような状況である事から、

 

心(気持ち)に余裕が無くなりつつある(持てなくなって来ている)・・・

 

という事に、ドンドン「繋がって」「重なって」、そして、拍車が掛かって来てしまっております。
これは言葉を変えると、本年最初のTOPICS『 2022年のメッセージ ~フレディ・マーキュリー&「過」と「陥」と「再」~ 』でもご紹介致しました、フレディ・マーキュリー氏の歌《 TIME WAITS FOR NO ONE / タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン 》(作詞・作曲:デイヴ・クラーク / ジェフ・ダニエルズ、対訳:今井 スミ)の歌詞における、

 

It seems that we’ve all got our backs against the wall
皆、追い詰められてしまっているようだ

 

と同じ意味になっています。
また、奇しくも先日にはトンガ沖での海底火山噴火により、衛星写真からも、その島が「陥没」してしまった(ような)光景が映し出されています。
更に、衛星写真との言葉も出て来ましたが、これも昨年の締め括りのTOPICS『 スペースデブリ(宇宙ゴミ)と動物言語学からの視点の拡大 ~「思い・言葉・行動」&「真の動機」を問う~ 』におきましては、増大し続ける人工衛星等のスペースデブリ(宇宙ゴミ)により、それらを回収する為の新たな衛星機器すら打ち上げ出来なくなる状況が「刻一刻と迫っている」点もお伝えしておりました。

そして、コロナ禍コロナ禍でなくとも)における経済的な側面が追い詰められていく事でも、同じく心(気持ち)に余裕が失われていくのは勿論です。
売り上げが減少して給与を減らされたり、休職や退職(解雇)を余儀なくされたり、あるいは、感染による「後遺症」により、同様の休職や退職せざるを得ない方々も増え続けております。
また、コロナ禍でない状況におきましても、介護等で離職せざるを得ない場合なども。

そして、このように『 心(気持ち)に余裕が無くなりつつある(持てなくなって来ている)・・・ 』という状態においては、

 

私達の視点(意識の焦点)は・・・

ドンドン「狭く」なっていき・・・

終いには「見えなくなる」・・・

 

という同様の点を、前回のTOPICS『 性別違和(異和)と前世の視点から ~違和感が掬い(救い)上げる声なき声~ 』でも既にお伝えしております。
そして、そのような《 声なき声 》に更なる焦点を当てるという面も含めまして、今回は「心が置き去りにされている現代 ~コロナ禍の精神科病院から~」というテーマをお届けして参ります!

 

それでは、今回は昨年の2021年7月31日に放映されたETV特集《 ドキュメント 精神科病院 × 新型コロナ 》(Eテレ)から少し眺めて参りますが、この番組はその後も幾度か再放送もされており、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
なお、数字等は番組放映当時のものであり、その後に変わっている事もあるという点はご了承下さい。