私の入院体験からのお裾分け(笑) ~パート2~:自然気胸と投球骨折

そこで、その骨折から約1年後のその年の8月に、ボルトを抜く再手術を行う事になりました。
しかし、私には、その再手術までの期間、

 

憂鬱で、憂鬱で、憂鬱で・・・しょうが無かった・・・

 

というのが本音です(笑)
勿論、医師からは『 年齢も若いのだし、問題は無いとは言え、やはり異物を体に入れて置かない方が望ましいと思うよ 』との説明も受け、その事も「頭」では十二分に理解出来てはいるのですが、

 

「気持ち」において・・・

再手術に向けての「モチベーション(動機)」を・・・

なかなか見つけ出す事が出来なかった・・・

 

という状態でした。
なぜなら、キツいリハビリを経て、

 

何とか「当たり前(に近い)」状態に戻す事が出来たにも関わらず・・・

短期間とは言え・・・

(再手術を行う事による)幾分かの「不自由さ(当たり前ではない状態)」を・・・

「再体験」しなければならない・・・

 

からです。
勿論、これまで二度の手術経験があるとは言え、これは慣れるものではありませんし、慣れたいとも思えるような性質のものでもありません(苦笑)
ちなみに、この「不自由さ」とは、ボルトを抜いた部分の骨に穴が空くため、その穴が塞がる1ヶ月ほどは注意しなさい(強い衝撃を受けると再骨折もあり得る)!という意味です。

 

しかし、そうも言ってられませんので、ここでも踏ん切り?諦め?はたまた、このTOPICSで口やかましくお伝えしております「真の動機」の境地???で再手術に向け三度目の入院に向かいました!
そして、今回は1週間から10日程の入院予定でもあり、また、他に異常(食欲なども)がある訳でも無いので、言わば元気な(当たり前の)状態での入院生活です(笑)

そして、手術前に麻酔の先生が『 今回は短い手術時間だから、部分麻酔でも良いし、全身麻酔でも、どちらでも大丈夫ですよ 』と「選択肢」を与えて貰いましたが、やはり過度な妄想癖?のある私は、意識がある中で腕を切り開かれ、骨をゴツゴツされる!?のは怖かったので、全身麻酔を「決断」しました(笑)

 

そして、比較的弱い麻酔であった為、本来であれば許可が出るまで手術後においては、オシッコはベッドの上で尿瓶(しびん)を使わなければならないのですが、全て終わった!!!とのテンションが上がっていたのか、私は麻酔から目覚めた後の最初のオシッコは、ベッドから起き上がり、立った状態でしてしまいました!

ただ、自分の「意識」とは裏腹に、「体(内臓)」はまだ目覚めていなかったのか、結局、尿意はあるものの、出るまでに10分ほど要した事も憶えております。
これも前回のTOPICS同様に「反面教師」として活用して下さい(笑)
ちなみに、今回の入院では病室にTVが備え付けられていたので、これも前回のTOPICSの「反面教師」の素材として活用したラジオは不要でした(笑)

 

ところで、この三度目の入院時におきましては、私は二人部屋での生活となりました。
そして、隣に年配の女性の方が、確か股関節か下半身(腰など)のどこかの骨折で入院しておりました。
その方の手術日は私の前であったと記憶しておりましたが、その女性の方は手術前夜に気持ちを落ち着かせる為、あるいは、よく眠れるようにとのお薬を服用しました。
すると、朝になっても反応を示さず、昏睡のような意識が朦朧としている状態になり、その方の手術は中止となりました。

そして、それが何日も続き、結局、私が退院する日まで同じ状態でありましたが、その方がその後に手術を受けられたのか、あるいは、意識が戻ったのかは分かりませんが、お薬を飲む前の旦那さんとのおしゃべりをしていたその方の姿を見ていて、前回のTOPICSの冒頭にお伝え致しました、