私の入院体験からのお裾分け(笑) ~パート2~:自然気胸と投球骨折

その方は私にも色々と話しかけて良くしてくれておりましたが、交通事故の影響で下半身が不随となってしまい、車椅子で生活をしておりました。
そして、リハビリも同じ場所で行っていたのですが、その方は車椅子でのバスケットにも「精を入れて」取り組んでおりました。
と、その方の元に彼女さんも頻繁にお見舞いに来ていたのですが、その方のお母様と私の母がある時会話をしておりました。

 

それは、その方のお母様がお話していた内容ですが、『 彼女がいて、息子の顔を見に来てくれる事はリハビリなどの励みにもなり、有り難い事なんだけど、この先の事を考えたら(仮に結婚という事にでもなれば)、息子は車椅子生活が一生続く訳だし、彼女はそのような生活に耐え切れるものだろうか、、、 』との趣旨でした、、、

と言いますのも、車椅子生活になる前からお付き合いをしていたようで、「今は」色々な感情や状況により良い関係を築けているが、「途中」でそれに耐えられなくなったら、、、との、(息子さんの事だけではなく、彼女への気遣いも含めた)思いが込められていたのも、当時の「未熟」な私でも気づきました。
そして、

 

「親目線」との言葉もあるように・・・

やはり・・・

人それぞれ見ている景色は違う・・・

 

と、これも前回のTOPICSでお伝えした事ではありますが、「反映」という視点からは、一つの出来事だけではなく、複数の出来事が「繋がって」「重なって」活用出来る視点でもあるという事を、改めてお伝えしてみた次第です!

そして、徐々にではありますが、少しづつ右腕の「可動範囲」も広がってきた事から、これも前回のTOPICSでコメント致しました、『  社会との接点(交流)が出来ている事による・・・そこから生み出されている「香り(外気)」・・・ 』を感じられる場所へ「自ら出向く」のですが、

 

毎朝、スポーツ新聞などを買うのが・・・

入院生活での「楽しみ」となり・・・

「社会との接点(交流)」を感じられる場所・・・

それが売店であった!!!

 

という事であります(笑)
このような日常的に行っている売買という「行動」も立派な「コミュニケーション」の一部です(笑)

ちなみに、前回のTOPICSでは1ケ月振りの洗髪の「心地よさ」や「生きた心地」もコメントしておりましたが、今回におきましても、骨折時から手術やギプスが外れるなどの経過を経て、約1ケ月半振りに「全身」でお湯に浸かる事が可能になりましたが、この時も同じように「サッパリ!!!」を感じたのを憶えております!

そして、概ね骨折から3ヶ月ほど掛かった末に、ようやく退院に漕ぎ着け、その年の12月に東京に戻り一人での生活が始まっていくのですが、この時は、まだまだ右腕の状態や動きは「お粗末」なものでした。

 

故に、ここから3~4ヶ月ほどの、東京でのリハビリ通院生活が始まっていきました!
そして、東京に戻れて一安心ではあったのですが、右腕の状態は30度くらいしか曲がらない状態で、かつ、その曲げた右腕を「再度」伸ばすには「左腕の助け」が必要でした。

このような右腕の状態でもあり、食事や洗顔などは何とか不自由な右腕にも慣れてきましたが、やはり一人暮らしですので、洗濯物を干す時や掃除などは結構な苦労?試行錯誤?をして行っておりました。

また、転んだりすると再度骨折の危険性もあるとの事で、装具も付けっぱなしで過ごしておりましたが、東京に戻ったからには大学の授業にも出なければなりません(笑)
皆さんもご存じの通り、朝は満員電車でもあり、右腕を「守る」べく、ドキドキしながら電車の開閉ドアの「隅っこ」に突っ立ておりました。

そして、意外にも大変だったのが、駅などの「階段」です!!!
階段を「上る」時には問題はないのですが、「下りる」時には結構な「衝撃」を感じる事に「気づき」ました。
そして、このような「気づき」を「今の私」の視点から、例えばカウンセリングなどに当てはめてみますと、