「内面(側)」と「外面(側)」との調和とバランス ~ホリスティックに観測する~

『 目 』

私達の多くは「目」を通して他者や世の中を(時には自分自身をも)観察する事が圧倒的に多くなります。
そして、人それぞれ「見ている景色は違う」という面も存在しています。
このように、私達が何かを「判断」する前には、何かを「観察」する必要性が生じています。
この事から「目」に関する症状においては、

 

あなたは・・・どのように物事や出来事を捉えていますか?

 

という面と繋がっていきます。
時には視野が狭くなり過ぎて「意固地」になっていたり、時には視野を広げ過ぎて「優柔不断」になっていたりすると、もう一度新たな視点で物事や出来事を捉えてみましょう、とのメッセージになっているのかもしれません。
また、「目」は「脳」と直接の繋がりがある器官の中で、唯一、体の外側に出ている部分でもあります。
そして、「目は口ほどにものを言う」という事も、よく言われたりしています・・・
また、先日閉鎖された築地市場においては、「目利き」の方々がいてこその市場でもあります・・・

 

『 耳 』

「耳」も「目」と同じくらい、日常的に活用している器官になります。
「耳」に関しては、「(それを指摘されると)耳が痛い」などのように、

 

あなたは・・・あなたに向けて贈られているメッセージを聞き流してはいませんか?

 

との面に繋がっている事があります。
また、「(何度も聞き過ぎて)耳にタコができた」などでは、メッセージに触れておりながら、これから先も同じ事を繰り返していくのですか?という問い掛けになっている事もあります・・・

 

『 鼻 』

「鼻」というのはあまり知られておりませんが、いわゆる「直感」と深く関係している器官でもあります。
これは、他の動物(犬など)を観察すると、よく実感出来るかもしれませんし、儲け話の詐欺などでは「きな臭い」などの表現も使われたりしています。
そして、この事から、

 

あなたは・・・「頭(顕在意識)」だけで考え過ぎようとしていませんか?

 

とのメッセージになっている事があります。
時にはあなたの「直感」を信じてみたら?という意味にもなりますが、「鼻」が塞(ふさ)がると「息苦しく」なる事からも、「自分を信じられていますか?」との面に意識を向けてみるのも一助になるかもしれません・・・

 

『 口 』

「口」は最もエナジーが出入りする器官と言われています。
あまり気の合わない人とのお食事は乗り気がしなかったり、接待の場などでは「味」があまりしない・・・といった経験をお持ちの方も多いかもしれません(笑)
このように、「口」は、

 

あなたは・・・他者とのコミュニケーションに満足していますか?

 

との問い掛けになっている事があります。
故に、引きこもりなどのケースにおいても、自室で一人きりで食べるようになると・・・要注意・・・とも言われたりします。
それと同時に、「口」はデリケートで「甘美(官能)」な器官でもある事から、あなたは必要以上に「本来の自分の姿」を隠していませんか?との側面にも働いています・・・