第269回:『 コミュニケ-ションにおける人の評価(見方)の違い ~実例から~ 』
【 参照キーワード:コミュニケーション、人の評価、人の見方、人間関係 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!
秋口に差し掛かろうとしている今日この頃ですが、秋という季節においては、会社などでの人事異動や転勤、また、高校や大学などへの推薦入試の時期でもあり、色々と「人の評価(見方)」が気になる?頃合いであるかもしれません(笑)
そこで今回は「コミュニケ-ションにおける人の評価(見方)の違い ~実例から~」というテーマをお届け致します!
ところで、今回の実例というのは、今から6~7年程前の事であり、ちょうどその頃の私は、青森に戻ってくる前の、ヒプノセラピー(催眠療法)のトレーナー認定を修了して、東京で色々と準備をしていた時の事です。
そのように、私がヒプノセラピーやカウンセリングが出来るという事を知っていた知り合いから相談を受けました。
まず、その相談というのが、ある地元の名士と呼ばれているご祖父さんが、お孫さんの事で悩んでいるとのものでした。
そして、ちょうどその方が東京に来る機会があるので、その時に相談に乗って欲しいとの事でした。
そこで、私はある場所に出向き、お話を聞かせて貰う事と相成りました。
そして、まず、お孫さんには別室にて待って頂き、最初にご祖父さんからお話を窺いましたが、それは次のような内容でした。
ちなみに、このお孫さんとは(当時)高校3年生の男性の方です。
ご祖父さんのお話:
『 孫が何度も喧嘩をして、学校にも迷惑を掛けて、とても困っている。
その学校の校長先生とは昔からの知り合いで、とても「立派な方」で、その校長先生にも迷惑を掛けている事が申し訳なくて。
何とか、孫が喧嘩をしないように出来ないものだろうか? 』
との内容です。
そこで、その後に、私はそのお孫さんと別室において、2人きりで話をさせて貰う事に致しました。
すると、まず、そのお孫さんは、今日この場所にどうして連れて来られて、なぜ私と話をするのかの理由が分かっていない事が判明しました。
これは、ある意味、出だしから気まずさの雰囲気が漂いますよね(笑)
そこで、私が世間話をしながらお孫さんに改めて聞いた所、今日、東京に来た理由は、ご祖父さんが何でも好きな物を買ってくれると言うから一緒に来ただけ、、、というのが分かりました。
そのような経緯なので、そのお孫さんにとっては、どうして、どこの馬の骨とも分からない私と、しかも2人きりの部屋でお話をしなければならないのかが理解出来ずに困惑しているのも、よく理解出来ますよね(笑)
そこで、私はその本当の理由(ご祖父さんが喧嘩を止めて欲しいと思っている事)をお孫さんに告げて、少しの時間、私と付き合って貰えれば助かりますと理解して頂きました!
そして、喧嘩についての武勇伝?を幾つか教えて貰い、喧嘩に関するお孫さんの考えを聞く事にしました。