最近注目?の「レジリエンス」について ~ユーティライゼーション&オリエンテーションも含め~ 

最初の方で、

 

「自分」の事は・・・

やはり「自分自身」が一番よく知っている・・・

 

とお伝え致しました。
そして、その後は、エリクソンとクライアント(患者さん)という関係を通して、幾つかのケースをご紹介して参りました。

繰り返しになりますが、何がレジリエンスになるかは「人それぞれ違う」という点は多少ご理解頂けたかもしれません。
そして、「それで良い!」という点も、、、
つまり、

 

レジリエンスとは・・・

「提案」でもあり・・・

「自分」というセラピストが・・・

「自分」というクライアントに対して・・・

様々な「提案」を行う事・・・

 

という側面が成り立ち、

 

「自分」が「自分」に対して行う様々な「提案」を・・・

「取捨選択」をし・・・

「決断」する・・・という

「自由」を有しているのが「自分自身」である!

 

というレジリエンスの「根本と源」です。
そして、このようなレジリエンスの捉え方においては、もしかしたら、多くの人から、次のような嘆き?や感想?が出て来るかもしれません。

 

レジリエンスに絶対的に決められたものはない・・・

というのは「頭」では理解出来るが・・・

その「自由」と言うのが・・・

逆に、私を悩ませる新たな種となるんだ!!!

 

と(笑)
このような(思考の)堂々巡り?に対する「答え」が、先ほどお伝えした、

 

『 全てを正す事が出来ない時には、修正出来るものを持つと良い 』

 

になっております。
つまり、レジリエンスという様々な「提案」が沢山ある中で、

 

もし「行動」してみたが、それが合わなかったり、上手くいかないと感じる時には・・・

「新たな提案」への「行動」へ移しても良い!

との「許可」を、前もって「自分」に与えてあげる!

 

という心の「柔軟性」と「余裕」を予め意識に入れて置く事で、自分にとって何が最適なレジリエンスになるのか?という迷いから脱却する事が可能になります。
勿論、複数のレジリエンスを持っていても良いですし、それを時と場合によって使い分けるのも大丈夫です!

 

では、先ほどコメント致しました、皆さんが最も関心を持っている!?タイムリー?な出来事にレジリエンスを当てはめてみます!