一人で簡単に出来る「年齢退行(インナーチャイルド)療法」 ~全ての催眠は自己催眠という基本~

催眠とは「状況」ではなく「状態」である

 

という点です。

確かにS.Light.Mでも有料で提供させて頂いてますので、より楽に簡単にリラックスなどが出来るよう、チェアーや音響や照明なども活用しています。

しかし、催眠とは「状況」ではなく「状態」というのは、

 

催眠に入る為に、そして、セラピーを行う為に、「(チェアー・音響・照明などの)様々な工夫」は絶対条件ではない

 

というものです。

勿論、このような環境を作り出し様々な工夫を凝らす事は、より付加価値も産み出すという点では意味も意義もあります

ただ、今回のテーマは「一人で簡単に出来る」という設定にしていますので、その際には環境整備なども不要という観点からお伝えしています(笑)

故に、

 

ヒプノセラピーとは「催眠状態」を活用したコミュニケーションセラピー

 

とも呼べる意味合いになります。

そして、このコミュニケーションには、

 

他者のみならず自分とのコミュニケーションも当然含まれる

 

という事です。

そして、特に自分とのコミュニケーションを取る際に環境を整えたりするのは絶対的な条件でない事は、お分かり頂けるかと思います。

つまり、ヒプノセラピーという他者とのコミュニケーションは人目の多いカフェなどでも可能であるが故に、ましてや自分とのコミュニケーションはどこでも可能という事です(笑)

そして、このような事が何故可能になるのかは繰り返しですが、

 

全ての催眠は「自己催眠」であり・・・「自由」なものであり・・・催眠という「状態」を活用するだけ

 

という3つのポイントから導かれています。

例えば、私達は1日に20~30回ほど自然と「催眠状態」を出たり入ったりしています。

また、ゲームセンターやボウリング場などでは、最初は音がうるさいなぁと感じたとしても、熱中していくにつれて音も気にならなくなったり、あるいは、車を運転している時に音楽を聴いて口ずさんでみたり、、、といった「状態」も「催眠状態」になっています(笑)

ここまでで、「一人でも簡単に出来る」という点が何となく分かり初めてきたでしょうか、、、???(笑)

では、ここから少し私の実話をご紹介していきます!

 

 

【 実話という体験から 】

この実話は私が行政書士の仕事をしていた当時のものですが、この時の私は既にヒプノセラピストの資格を取得していました。

そして、仕事の休憩の合間に同じ行政書士として一緒に働いていた恩師であるA先生(仮称)との会話です。

ちなみに、紹介する会話はかなり個人的な出来事であるのと、A先生は残念ながら数年前に他界されましたが、誰かのお役に立つならば話して良いよ!と、おっしゃってくれていると思いますので紹介してみます(笑)

では、コミュニケーションセラピーという観点からも当時のお話を会話形式で再現してみます!