2018年のキーワードは・・・「見下す」&「火」 ~「両面」を見つめる~

自分の考えや意見が絶対的に正しいもの(正義)である・・・なので、相手は間違い(悪)である・・・

 

という部分が大きく影響を及ぼしています。
例えが適切ではない事をご了承頂いた上でですが、どちらかと言えばワンマンな傾向のある経営者の会社に勤めている方にとっては、ご理解頂ける点が多々あるかもしれませんね(笑)
そして、このような場面というのは、職場のみならず、地域、学校、国、あるいは、個人の人間関係においても同様に当てはまります。
つまり、この「見下(くだ)す」という姿勢により、何かのバランスを失いつつあるというのは、

 

(あらゆる意味・面において)今までのコミュニケーションが崩壊しつつある・・・

 

という社会の現実を炙り出しています。
当然の事ながら、

 

「見下(くだ)す側」は、相手を箸にも棒にもかからない相手と思い・・・

「見下(くだ)される側」は、相手に不快・怒り・憤懣(ふんまん)などの感情を持つ・・・

 

というのも至極当然になっていきます。
まるで、両者の間で、バチバチと「火花」が散っているように・・・
そして、ここでの「負」の側面において一番大切なのは、私達の誰もが、様々な場面における状況や立場の違いにおいて、

 

「見下(くだ)す側」「見下(くだ)される側」という「両面」の、どちらにも成り得る可能性がある

 

という点です。
そこでまず、あなたが「見下(くだ)される側」の場面における対処法からお伝え致します。
あなたが「見下(くだ)される側」と感じる場面においては、「見下(くだ)す側」は、

 

あなたのほんの僅かな一面しか見ていない・・・
と言うよりも・・・
その僅かな一面しか見る事が出来ない人(相手)・・・

 

という事が言えます。
なぜ、このような「人(相手)」になってしまうのかは、人それぞれ様々な理由や出来事はありますが、少なくともこのようなケースにおいてあなたが取り得る方法としては、

 

あなたは自分の考えや意見を毅然とした態度で伝え・・・

そして、伝える時には、

感情を極力省き、理性を活用し、穏やかでゆっくりとした(早口にならない)口調で伝え・・・

そして、伝える時と同じ心持ちで、

相手の話にも耳を傾ける・・・

 

という視点を持つ事で、その後の展開が変わっていきます。
勿論、あなたがこのように対応しても、それをも上回る「幼稚さ」で対応してくる相手もいるかと思います(笑)
そして、そのようなケースが続く場合には、あなたが自分の環境や状況などを変えても良い契機として捉える事が、あなたのその後の人生の発展にも繋がっていきます。
また、このような環境や状況においては、得てして、内部からの自浄作用というものが自然と働いていく兆候も見受けられます。

 

そして、私が今回お伝えしたい点は、繰り返しですが、私達の誰もが、「どちらの側」にも成り得るという観点から、もし仮に、あなたが「見下(くだ)す側」に廻ってしまった時の事です。
そして、この「見下(くだ)す側」に廻ってしまった時のあなたは、

 

傲慢・・・

 

に居るという点に気づくかどうかが岐路になります。
そして、この傲慢が極みを増した結果に行き着く先というのは、

 

孤独・・・

 

という地点に結び付いてしまいます。
簡単な比喩で申しますと、この時には既に「裸の王様」の状態です。
このような姿勢を更に続けていけば、どのような人生になっていくのか・・・?という点は、想像力を活用すればお分かりになるかと思います(笑)
そして、このような「見下(くだ)す側」に廻らない為にも、皆さんも聞いた事があるであろう一つの言葉があります・・・それは、