2018年のキーワードは・・・「見下す」&「火」 ~「両面」を見つめる~

実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな

 

です。
日本は稲作の国でもありますのと、実はこの言葉が、「見下し」の「正の面」と繋がっていますので、次に続けて参ります。
この「正の面」・・・それは、

 

見下(おろ)す

 

です。
そして、この「見下(おろ)す」とは、相手に使うものではなく、あなた自身に活用するものです。
「見下(おろ)す」とは、2018年に限った事ではなく、このTOPICSにおいても繰り返しお伝えしていますが、

 

「時には・・・」自分自身を客観視し、そして、自分の人生を俯瞰する

 

という意味です。
ところで、皆さんも小学校の理科の実験で行った事があるかもしれませんが、虫眼鏡で太陽光を一点に集めると、次第に「火」が着いていきます。
これは、

 

何かを成し遂げる際には、意識の焦点を一点に合わせると効果的

 

という意味と同じです。
これはこれで、多いに役立ちますし、多いに活用出来る手法です。
では、「時には・・・」と敢えてお伝えした点を考えて見て下さい。
理科の実験では一点に太陽光を集める事で「火」を起こす事に成功しました。
それでは、その起こした「火」は、その後何に役立てようと考え生み出したものでしょうか?

 

もしかしたら、「火」を起こして成し遂げたい事というのは、暖を取る為かもしれないですし、魚や肉を焼く為かもしれないですし、お湯を沸かす為かもしれません。
しかし、「火」を起こしただけではその目標は達成出来ませんし、そのまま続けていても一点が焼け焦がれていくだけです。
目標を成し遂げる為には、「火」を拡大させる為の紙や木などを活用する必要性が出てきます。
そして、この紙や木などをあなたの周りに探す・・・つまり、あなたにとって役立つものを探すには、

 

あなた自身、そして、あなたの周りを客観・俯瞰する視点が役立ってくれる

 

という事に繋がっていきます。
これは、「火」が着いた後も、虫眼鏡をジッと眺めているだけでは、「火」を拡大させる何かを見つけられないからです。
しかし、今回の2018年のテーマとしてお伝えしたい趣旨はここではありません・・・
なぜなら、このTOPICSをお読みになって頂いている皆さんは、2018年に目標や夢を実現出来る事を「前提」としてお伝えしているからです(笑)
では、本当の趣旨とは・・・それは、

 

一番大切になるのは・・・目標や夢を成し遂げた後の生き方・姿勢に現れる

 

という事です。
目標や夢を成し遂げる事はとても素晴らしい事ですし、それなりの頑張りや努力、そして、時間や費用なども費やしているかもしれません。
ただ、目標や夢を成し遂げた後に、何故か物事が上手く廻らなくなるというケースも多く見受けられます。
よく言われような「燃え尽き症候群」や「空の巣症候群」などもケースとしてはあるかもしれません。
しかし、上手く廻らなくなる理由として考えられるのは・・・

 

何かを成し遂げた事により・・・自分でも知らぬ間に「見下(くだ)す側」に廻ってしまっている・・・

 

というケースが多いように感じます。
勿論、自身の成功体験を求めている人に伝えるというのは必要な事でもありますし、役立つ事でもあります。
また、自身の頑張りや努力を自分で褒めてあげる事も大切な事でもありますし、自信を持つという事は、その後の生き方・姿勢にも多いに良い影響を及ぼす事と思います。
そして、敢えて何故このようなコメントをしたのかと言いますと、意外?と多くの方が、