あなたにも出来るプチ・ヒプノセラピー(催眠療法) ~全ての催眠は自己催眠という本質~

私個人としては特段是か非かという点にコメントは致しませんが、ジュースと同じという事であれば仕事中であろうと飲んでも良いという意見もある事でしょう。
ただ、私がカウンセリングなどを行う際には、飲む事は決してありません(笑)

 

そして、肯定の意見の中には、会議や打ち合わせの場で飲む事で「リラックス」して円滑に進むという意見もあるそうです。
これはこれで様々な意見があっても構わないかとも思いますが、キーワードは「リラックス」です。
ノンアルコールビールを飲む事で「リラックス」出来るという事は、それ以前に、

 

本物のビールを飲む際に「リラックス」出来ている

 

という「体験」が存在しているかと思われます。
そして、本物のビールの代用としてノンアルコールビールが活用されている事と思われますが、これは、

 

本物のビールに似た「味」を感じる事で、本物のビールを飲んだ時の「リラックス」感が思い起こされている

 

という、「アンカー」という仕組みが働いています。
レモンや梅干しを想像すると、唾液が出たり、口の中が酸っぱく感じるのと全く同じです(笑)
つまり、実際のアルコールは体内に入っていないのでその点は問題ないかと思いますが、時には、アルコールを飲んだ時のような、

 

注意力などが散漫になる可能性も含まれている・・・かも

 

という点は意識において置く方がよろしいかとも思います。
つまり、ここでは、

 

「味」という味覚が「暗示」となっている

 

という事です。
そして、心と体は繋がっていますので、それなりの良い影響も、あるいは、何かしらの好ましくない影響も引き起こされる可能性もあるかもしれません。
私もほんのたまにはノンアルコールビールを飲んだ後に運転することもありますが、ほんの少しでもこれらの事を頭の片隅に置いておくだけでも、不注意などによる事故なども防げる可能性も高まります。
「暗示」は「言葉」のみならず、様々な形態で至る所で働いている、と言うことも、これを機会に覚えておいて頂ければ幸いです(笑)

 

そして、ほんのひと言の余談ですが、今頃からの季節を題材にした歌に、井上陽水さんの「少年時代」(作詞:井上 陽水、作曲・編曲:井上 陽水、平井 夏美)という楽曲があります。
皆さんも聞いた事がある方は多いかと思われますが、私も大好きな歌の中の一つです。
そして、この歌詞の中に、「暗示」あるいは「比喩・隠喩(メタファー)」として、私個人的にはとても凄い!と感じるフレーズがあります。
それは、

 

『 夢はつまり 想い出のあとさき 』

 

という歌詞です。
優れた暗示や比喩・隠喩(メタファー)というのは、受け取る人の数ほど、様々なイメージ力を引き出す事が出来るという特徴があります。
身も蓋も無い表現をすれば、「どうとでも取れる」という事になってしまいますが(笑)

 

「夢」は「寝ている時の夢」なのか? あるいは、「人生の夢」なのか?
「想い出のあとさき」の「あと」とは、「後」なのか? あるいは、「跡」なのか?
「想い出のあとさき」の「さき」とは、「「割く」という夢の中での分割」なのか? あるいは、「「先」という未来なのか」?

 

・・・などなど、私自身はこの歌を聴くと、色々な想像力?妄想力?のスイッチがオンになってしまいます(笑)

 

ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2018年4月7日の第196回目のTOPICS『 「喚起と暗示」により、あなたの記憶と感情を呼び起こす 』、2018年3月3日の第191回目のTOPICS『 一人で簡単に出来る「年齢退行(インナーチャイルド)療法 』、2017年9月23日の第168回目のTOPICS『 セルフ(自己)セラピーで人生の転機と目的を探す ー 作詞家 阿久 悠 さんから ー 』などもございます!

 

※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。

☆ カウンセリング.COM

☆ 心理カウンセラー.COM

☆ アメブロ版はこちら