トランプ大統領から考えるイジメの問題と自己実現 ~同じ土俵に上がらない~

アメリカやイジメの首謀者を無視して孤立させても解決策にはならない

 

という点を認識する必要性があります。
なぜなら、

 

無視し孤立させることこそがイジメの本質だから

 

です。
これは表現を換えれば、

 

イジメられていた人が、イジメをする側の立場に変わっただけ

 

という負の連鎖に繋がるだけだからです。
そして、このような負の連鎖を断ち切る鍵を握っているのは、

 

イジメの首謀者ではなく、イジメに加勢している人

 

にあります。
繰り返しますが、イジメというのは首謀者一人では成り立ちません。
それに加勢する人がいて初めて成り立つものです。
そして、加勢する人の理由の多くが、自分がイジメの対象とならないため・・・とお伝えしました。

しかし、イジメに加勢したからと言って、実際にイジメの対象にならないという保証もありません
なぜなら、

 

イジメそのものが現に存在し続けている

 

からです。
そして、負の連鎖を断ち切る鍵を握っているのはイジメに加勢している人、とお伝えしましたが、そこにあるのは、

 

イジメの首謀者と同じ土俵に上がらないこと

 

という点です。
世界情勢で言えば、トランプ大統領がさらに過激な言動に出た時に、それを無視するのでもなく、それに加勢するのでもなく、

 

過激という土俵の場には上がらない

 

ということです。
そして、

 

過激な土俵に上がらないというのは加勢しない

 

ということを意味し、

 

無視をしないというのは、過激な土俵には上がらないが、話し合いの土俵には上がる

 

という姿勢です。
イジメに加勢しているということは、

 

すでに過激な土俵に上がってしまっている

 

ということであり、その理由は、

 

(イジメの対象とならないよう)自分を守るため

 

という理由もあるのかもしれません。
そして、イジメの対象とならないよう安心出来る状況を創り上げるには、

 

イジメの存在そのものを無くしてしまう

 

ということであり、イジメの首謀者を無視し孤立させた所で、それは新たなイジメに変わっただけであり、イジメの存在はなくなっていません。
故に、それを改善していくために、

 

過激な土俵には上がらないが、話し合いの土俵には上がる

 

という行動を取る必要性が生じてきます。
そして、これはイジメに直接加勢している人のみならず、見て見ぬフリをしている人も同じことです。
イジメと言うと、イジメをしている首謀者とイジメられている人という構図に目が向きがちですが、イジメは首謀者一人では成り立ち得ないことなどを考えると、イジメの存在を無くすには、