第444回:『 評価し評価される事の難しさ ~ノルウェーの世界一豪華な刑務所から考える~ 』
【 その他参照ワード:再犯防止、修復的司法 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
ところで、以前のTOPICSでは『 所変われば品変わる ~刑務所から考える多様性~ 』というテーマを取り上げました!
そこで、最初に当該TOPICSから、少しだけ概要とポイントを紹介します(笑)

【 多様性を拒む背景にあるもの 】
当該TOPICSの冒頭では、「多様性」が叫ばれている中、それをどうやって実現していくのかを眺めた際に、次の事を伝えました。
最近の世の中や社会は、「考える」事をしなくなって来ている傾向が見受けられ・・・
これが「考える」事は難しい事だ!!!のように意識に「反映」され・・・
難しいと感じるが故に、次第に「考える」事が面倒くさくなり・・・
終いには「考える」事を放棄し、「無関心(無気力)」になりつつある・・・
ところで、余談ですが現在のコロナ渦では、マスク着用の「有無の判断」を示して欲しいとの声も多数ある模様です。
日本では、法的にもマスクの着用は義務ではなく、あくまでお願いや推奨ベースです。
そして、マスク着用の有無の判断を、多くの人が《 他人任せ 》にしているのが、日本(国民)の現状です。
つまり、
自らで「知り(調べる)」「考える」事を・・・
既に、出来なくなっている・・・
という事の現れです。
ただ、それと同時に、「知り(調べる)」「考える」為の、
《 必要な情報 》が提供されておらず・・・
しかも、アップデートも検証もされていない・・・
という状態が継続しているのも、他人任せにする要因の一つです。

話を戻しますが、当該TOPICSでは番組『 ドキュランドへようこそ 』(NHK)から、「 世界一豪華な刑務所 」の回を紹介しました!
そして、この元番組は《 2020年にイギリスで制作 》されました。
【 所変われば視点も変わる 】
番組の主人公は、元イギリス刑務所担当相(大臣)のアン・ウィディコム氏です!
そして、アンがノルウェーの刑務所を3日間見学した時のドキュメンタリーです。
言わば、
イギリスからノルウェーを見た視点
が描かれています。
そして、《 2020年当時 》のアンは、
アン:
『 90年代、私がイギリス刑務所担当相だった頃、政府は刑務所は懲罰を与える厳格な場所であるべきだとしていました。 』
と《 振り返り 》のコメントをしました。
更に、この《 90年代 》では、
アン:
『 早期釈放は廃止! 犯罪者は直ちに刑務所へ! 容赦しない! 』
と力説するアンの映像も、番組で紹介されました。

しかし、アン自身が、当時の自らの政策判断は、
正しかったのだろうか???
と《 考えていた 》頃の刑務所見学になりました!
そして、見学した刑務所が、
ノルウェーで一番豪華と称される・・・
ハルデン刑務所!!!
でした!

では、どこが、どのように豪華かの概要とポイントを、改めて眺めます!